2007年11月20日10:03 PM
CATEGORY: 日々雑感
何のことわざだったか格言だったかは忘れましたが、
「最強の敵は、優秀な敵ではななく、無能な味方」
といった言葉があったと思います。
また別のニュアンスで
「無能な味方よりも有能な敵の方が役立つことが多い」
という言葉もありました。
このことわざを端的に表す寓話として、おじいさんとクマの話を読んだことがあります。
むかしむかしあるところに、おじいさんと大きなクマが仲良く暮らしていました。
クマはおじいさんのことが大好きでした。
あるときおじいさんが昼寝をしているとき、ハチが家の中に入ってきたからさあ大変!
ハチはおじいさんの頭の上にとまっています。
クマは大切なおじいさんがハチに刺されては大変と考え、ハチを追い払うために
外においてあった巨大な石をハチにむかってなげつけました!!!!!
…と、まあこんな話です。
クマ=無能な味方ってわけですね。
悪気がない分、かえってタチが悪いということもいえます。
味方なので期待してしまっている分、落胆も大きい…。
それに比べると、たとえ敵だったとしても、優秀な敵であれば、
よい緊張感が生まれますし、また相手から学べることも多い。
そういった意味で上記のような格言があるのでしょう。
ビジネスの世界では、まさにこの格言はドンピシャで当てはまることが多い…。
だからこそ、無能な味方をなるべく生まないようにしなければいけませんし、
また、スタッフ側としても味方に迷惑をかけないような努力が必要になるわけです。
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