2009年6月17日10:04 PM
CATEGORY： 日々雑感
あるスクール企業のベテランの経営者様に、以前
「講師に最も必要なのは、教務力（技術力）とコミュニケーション力（人間性も含む）のどちらか？」
という質問をしたことがあります。
「コミュニケーション力です」と、その経営者様は即答されました。
「高いコミュニケーション力を持っていれば、『お客様のために』必死になって努力することができる。その結果、技
術力というのは努力によって十分後天的に高められることができます」
これが理由でした。
確かに、どのスクールにおいてもレベルの高い講師の方は、ほとんどコミュニケーション力も人間性も高い。
それは、技術が高い人がコミュニケーション力が高いのではなく、コミュニケーション力の高い人だからこそ、努力の結果、高い技術を身につけたということなのでしょうね。
どれだけ技術力が高くても、賢しくても、正しいコミュニケーションスキルを身につけていなければ、一流にはなれない…これが真理なのでしょうか。
確かにコンサルタントも同様なようです。
「頭がいい」とか「真面目」とか云々の前に、正しいコミュニケーション力、向上心がなければ活躍は厳しい…。
人間性やコミュニケーション力が低ければ、かえって能力とのギャップが不気味でいびつな感じがするくらいです。
人と適切なコミュニケーションを取れる、人に対する思いやりや配慮ができる、遠回りかもしれませんが、これが優秀なビジネスパーソンをつくる必要条件だと思われます。
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