メール文化が普及してきてみかけるようになってきた、
「上司に対してのご意見メール」。
突然、上司に対して飛び込んでくる部下からのメールです。
ケースとしては、
1.日々の業務の中で溜まった疑問をまとめてぶつける
2.現状の自身の不満をまとめてぶつける
3.上司から注意されたことへの反論をまとめてぶつける
といったことが多く、文章量としては結構な量が多くなってきます。
書いた本人は「仕事が忙しい」と言ってるわりに、
書くためにつかった時間が30分くらいだと思われることが多い(笑)
(しかも、本人にこのメールの件で注意した時に「メールを書く時間が無駄だろう!」というと、
「書くのに時間はかかっていません10分くらいです!」って言い張る)
さらにさらに、メールの傾向としては、
1.「自分を全面的に否定」するよりも、やんわり上司や会社を否定している
大抵の場合は「自分が正しくてあんたが悪いんじゃない?」って論調っぽい
2.「あくまで個人的に感じたことなので無視してもいいです」とか
「みんながそう言っている」とか責任回避の逃げ場をつくっている
3.メールの随所から読む者を不快にさせるオーラがただよっている(本人はきづいていない)
4.直接話してこない理由として「会って話すと考えがまとまらないため」とか、
「あのときは考えがまとまらなかったため」とか「上司が忙しそうなので」といいわけを用意する
5.意見に対しての上司側に求める対応としては、「直接今後話をさせてください」ならまだいいのですが、
「単に言いたかっただけです」と反論をさせないケースや、「メールで返信お願いします」と書いてくる
さて、みなさんは上記のようなメールを送っていませんか?
また、部下に送られたことはありませんか?
このメールを読まれた方の中には、
「あっ!このメール私のことだ!社長が犬塚に相談したんだ!!( ゚Д゚)」
とか思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。
…が、上記のようなメールは、誰かの特定のメールをサンプルにしているわけではなく
「ごく一般的に企業で起こっている問題」
のひとつなんです。
上記のようなメールを書いた人達が様々な企業で少数ずついるわけです。
しかも、私の過去の経験上、
上記のようなメールをし続けている人間が
部下にも上司からも信頼される管理職や、
ステキなスタッフになっているケースは少なく(もちろん成長すれば別でしょうが)、
大抵の場合は周囲から厄介者扱いされた挙句に、
自分を正当化したまま会社を辞めているケースの方が多いってことは伝えて起きます。
では、上記のようなメールの何が問題点なのか?
それは次回にまわします。
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