昨日のコンサルティング先の企業様は、震災前業績を飛躍的に伸ばしていましたが、
震災から外部環境が変化したこと、組織に変化がおきたことを機に業績が低迷。
今年に入って昨年対比では伸びていますが、まだまだ最盛期には今一歩という状態でした。
この企業様は、WEB関連のマーケティング担当の方がいらっしゃらないので、
私がコンサルティング時間中にアクセス解析やリスティングチェックなどを担当していますが、
ここ数ヶ月間で経営者様に投資をしていただき手を打った施策によって、アクセス数はユーザーベースで昨年対比130%ベースで回復しています。
また自社で運営している別のサイトに至っては、毎年150%アップのペースでユーザーが増えています。
しかし、残念ながらコンバージョン=「サイト訪問者が来校・入会につながる『率』」が上がっていないため、思うように業績に直結していないというなんとも「もどかしい」状態です。
しかし、実はスクール経営においては、新規の来訪者・反響「数」を上げることは大きな労力が必要になりますが、どんな値においても「率」=歩留まりを上げることは少しの工夫次第で、劇的に改善することが可能です。
率の低下は、シンプルにこちら側が打ち出しているメッセージや商品内容が、
お客様に伝わっていない、「ピン」ときていないだけであることが多い。
そのミスマッチを埋める作業を地道に行っていくだけで、数%~20%程度回復することが多いからです。
こちらのスクール企業様においては、もともとの品揃え重視の講座構成がどうしても消費者にとっては「わかりにくい」になってしまっており、サイト訪問者がワクワクしながら申し込むのではなく、混乱してしまっていることが大きな原因だとわかったので、今後サイト構成を変化させていく予定です。
おそらく、この施策によってボトルネックが解消されれば、回復しているアクセス数をそのまま業績に直結することが可能になります。
今後が楽しみです♪
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