自己紹介
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    『船井総研内の保育教育業分野のコンサルティングチーム「保育教育支援部」の上席コンサルタント。
    高等教育機関、学習塾、英会話教室、幼稚園、こども園、保育園、資格学校など、幼児から社会人までの様々な教育機関のコンサルティングを担当している。
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  • 2011年6月15日7:07 PM
    「お教室運営」から「スクール経営」への脱皮
    CATEGORY: 日々雑感

     

     

     

    本日は船井総研の大阪本社の会議日でした。

     

     

    久しぶりに1日大阪にいる日程だったため、関西方面の企業様2社の経営者様と経営相談をさせていただきました。

     

     

     

     

    全く別の地域ですし、業態も違うスクールですが、どちらの経営者様もお悩みの内容は、

     

    「今後の成長戦略について」

     

     

     

    現状のスクールの状況を脱して、次のステップに上がるためにどうすればいいのかをご相談されてこられました。

     

     

     

     

     

    1~2教室運営で、オーナー兼講師の方が運営しているスクールはある意味、

    「お教室運営」であることがほとんどです。

     

    気心の知れたスタッフ、気心の知れたお客様、自社の良さを認めてくれる消費者から支持されて、一定の生徒数までは確保し、安定した教室運営をすることが可能になります。

     

     

     

     

    しかし、その「教室運営スタイル」が永久に続けられるのか?というと難しい…。

     

    また、その「教室運営スタイル」のまま、多店舗展開ができるかというと、やはりそれもまた難しい…。

     

     

     

    「お教室運営」をされている企業様の多くは、数字への執着や組織内の厳格な規律づくりをおろそかにされていることが多いため、業界環境が悪化したり、組織が拡大すると、業績が急降下してしまいます。

     

     

    企業としての長期安定成長を目指すためには、どこかで

    「お教室運営」から「スクール経営」へ脱皮しなければなりません。

     

     

    しかし、スクール経営の世界は、数字や競合対策、組織のマネジメントなど、お教室の運営の時には考えなくてよかった要素が、山ほど必要になります。

     

     

     

    お教室運営とスクール経営。

     

    どちらが良いとか悪いとかの問題ではありません。

    企業としてどちらが安定しているかどうかの問題です。

     

     

    皆様も自社のスクールが目指す形に合わせて、「お教室運営」をするのか「スクール経営」をするのかをご決断いただけたらと思います。