2010年3月20日10:00 AM
CATEGORY: 日々雑感
時々スクールのスタッフの中には、
「がんばってもどうせ結果が出ない」
「そんなことはできない」
といった、行動の前からあきらめてしまい、できないできないと言い続けて、やらない理由を正当化するタイプの人材がいます。
前向きな努力が正しい結果をもたらした実感を持っていないタイプなわけですが。
経営に限らず特定の分野で結果を残した人間にとっては、
「あきらめてしまうようなこと」「できそうにもないこと」の先に大きな結果があり、だからこそ一番困難な部分を乗り越えることに意義を感じるのですが、これは経験がないとなかなか実感には変わりません。
それはともかく、私が一番気になるのは、この「あきらめ癖」や「できない癖」が染みついた大人が、子ども達の教育の現場に立つことです。
こんな腐った魚のような意識を持った大人の背中を見ていては、
子ども達も「あきらめ癖」「できない癖」が身についてしまいます。
結果、子どもの口癖が「どうせ私なんて…」になってしまう。
どれだけテレビのヒーローやヒロインが努力をして乗り越えても、横にいる大人が逆の行動をしていては、そっちに染まってしまう。
この負のスパイラルを断たねばなりません。
義務教育の分野に関しては、もう手出しができないので致し方ないにしても、
少なくともキッズカルチャーのような習い事の分野に関しては、
上記のような後ろ向きな意識を持った大人の背中を子ども達には見せたくないです。
私が幼児教育の現場の社員の方々に、
「愚痴や不安を口にする前に努力を!」といった姿勢で臨むのは、上記のような意識があるからです。
日本の未来を支える子ども達には「やればできる癖」を身につけてほしいです(°∀°)b
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