至上最高値マグロの話題すごかったですね。
社長さんの景気づけという想いの部分と話題づくりの意味があったと思いますが、あの投資は果たして元が取れたのでしょうか?
・・・まあ、あれは経営者様の想いの部分が大きいので、ここで合理性や費用対効果を考える時点で「野暮」なわけですが、ただの「こだわりでしょ」「宣伝広告費でしょ」と短絡的に考えるのも微妙ですからね。
ざっと考えてみると都内に50店舗あるわけで、
回転寿司の1店舗あたりの新年チラシの販促費という感覚と、
またマスコミで取り上げられた以降、すしざんまいさんのサイトにアクセスできなかったことを考えるとサイト訪問者数獲得というネット販促費の感覚が必要なように思います。
(そういう意味では単なるニュースではなく、各店舗で振舞われているという事実づくりが上手だったといえます。マスコミに取り上げられた程度ではそこまでアクセス過多にはならないことも多い)
また単なる回転寿司のチェーンが主婦が見るような番組にあれだけ取り上げられるのもレアですから単なる「取材」としての価値よりもはるかにプレミアはついていそうです。
更に言えば、白鵬などと縁ができれば、付加価値もありますよね。
うん、もうこの時点で私の専門分野ではないので正確な試算ができませんね。
ぜひ飲食業のコンサルタントさんやネットビジネスのコンサルタントさんたちの意見を聞きたくなりました(笑)
私の専門分野では、すしざんまいさんは「すし学校」を経営されているのですが、寿司職人養成というマイナーなスキル&就職スクールの講座においては、「元々あまり興味がない人の目にいかに触れさせるか」が大切なので、今回の騒動はとてもプラスです。
おそらくすし学校、5名~10名は入学者増えますよ(笑)
「マスコミ露出量が時間にしてあーだこーだ」という概算ではなく、上記のような視点での多角的な情報が経営には必要ということですね。
なぜなら、我々経営コンサルタントは、「犬塚さん。●●●しようと思うけどどう思う?」とか本当に聞かれますからね(笑)
今回はそれがマグロのセリ上限値だったわけです。
専門家ではないので、細かなことはいえませんが、少なくとも私がわかることは、
今回の騒動でとてもメリットがあったのは、
九州の宅配寿司の「すしざんまい」さんではないかということです(笑)
(検索すると同名で上位にランクインする)
Tweet |