2012年9月6日11:01 PM
CATEGORY: 日々雑感
飲食店やスクールビジネスにおいては、
新規オープン後、
お客様が集まりすぎてしまったため失敗するという現象が起こります。
小売業ではあまり見られないケースですね。
要するに
「お客様が集まりすぎてしまい、企業側が適切な対応をしきれなかったため、来訪者の不満が高まり、悪いクチコミが発生する」
ということです。
月謝制スクールにおいては、お客様の不満=退会になり、
二度と復活してくれないことが多いため、飲食店などに比べるとリカバリーの余地がなく、
上記の「集めすぎによる不満」はビジネスの寿命を壮絶に短くすることになります。
しかし、昭和型の経営スタイルで「目前の売上目標」を社員に徹底させる企業においては、
どうしても「取れるときに取る」という発想に現場社員はなってしまいますので、
上記の道筋を辿るケースが多くなります。
サービス業は「ただ集めればいい」というわけではなく、そこからが正念場なのです。
繁忙期に取れるだけ取る、集められるときにできるだけ集める、はビジネスの原則としては正しいのですが、しっかりとした受け入れ態勢がなければ、穴の開いたバケツに水を入れ続けているようなものなのです。
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