2010年2月19日10:12 AM
CATEGORY: 日々雑感
パソコンスクールや英会話、30分フィットネスなど、
フランチャイズシステムが業界の主流となっている分野があります。
しかし、このFC(フランチャイズ)システムのスクール業界における大きな問題点として、
「本部のサポートやノウハウレベルが低すぎる」
ということがしばしば聞かれます。
実際、自社の直営店の業績が悪化しているため、売上を直営店の努力に頼らずドンドンアップさせるためにFC加盟店を募集しているケースも多く、本部から全くノウハウやテキストの提供もないにもかかわらず、ひたすら「屋号」のためにロイヤリティを払い続けているケースも多いようです。
そもそもFCのシステム自体が、パッケージ化されすぎており、他社がスグに真似してしまうような仕組みも多いため、競争環境が厳しくなると、真っ先に売上が低下してしまいます。
そのため、なにもサポートをしてくれないFC本部に期待するよりも、
独立系の企業として独自の改革路線を歩んだ方が大きくスクールが発展することも多いのです。
事実、私どものスクール経営コンサルティングでは、過去、FC加盟店から脱却し、独立系のスクールとして新たに教材を調達し、大成功した事例がたくさんあります。
(当然、売上が純増するだけではなくロイヤリティが減った分、利益率は大きくアップ)
フランチャイズシステムは開業の際には便利ですが、
成熟期の生き残り競争の中では再考の必要があるシステムだといえます。
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