自己紹介
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    『船井総研内の保育教育業分野のコンサルティングチーム「保育教育支援部」の上席コンサルタント。
    高等教育機関、学習塾、英会話教室、幼稚園、こども園、保育園、資格学校など、幼児から社会人までの様々な教育機関のコンサルティングを担当している。
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  • 2008年12月20日8:37 AM
    若手社員が急成長するとき
    CATEGORY: 日々雑感

    先日から私の部署に配属が決まった新入社員のAくん。

     

    名前が私の好きなプロ野球選手と同じなので、すぐに名前をおぼえられるなあと思っていたら、

    なんと本人は野球経験者で、しかも中学生のころに「同じ名前だったから」ということでわざわざ甲子園まで東邦高校の応援に行っていたとのこと…。すごい縁を感じます。

     

    ちなみに一昨年の社内の七夕の短冊に「朝倉投手が10勝できますように」と書いたのは私です(笑)

     

    さて、それはおいておいて(笑)

     

    このA君、会って話すようになったのはこの1週間なわけですが、この短期間の会話でも非常に「伸びる」人材であることを感じさせます(別に名前が好きだからというひいきはなしで)し、また短期間で見違えるように社会人としての必要な感覚を身につけていることを感じました。

     

    私がこの数日間の会話で彼に伝えたミッションは以下のようなもの。

     

    1.これから半年間で何を成し遂げるのか「目標」をつくる

     

    2.日報を書いて将来のために「書く力」を今から養っておく

     

    3.社会人としての基礎、ホウレンソウは徹底的に

     

    4.努力は継続が大切。上記二つは絶対に継続すること

     

    5.コンサルタントは「自分が稼げなければお付き合い先の売上を上げられるわけがない」。よって自分自身の能力を高めて、自分の価値を高め、売上を上げられる人間になるように意識せよ

     

    悲しいことに上記のような話をしても、すぐに行動を変えられる若手社員は実は少ない…。

    1.はすぐに忘れちゃうし、2.は3日目には何らかの言い訳をつけて脱落する、3も微妙って子が多いのが現実です。「十聞いて一入る」くらいの子が多いんです(笑)

     

    ところが、このAくん。この数日間を見る限りでは、ホウレンソウもしっかりできているし、報告メールも作業ではなく仕事を考えてやっていることを感じさせる内容。日報もなかなかの内容で安定して実行できています。

    しつこいくらいに日報にこの半年間での目標を書き続けているのも粘着質(笑)で◎。

     

    挙句の果てには日報で下記のような報告をしてくる始末…。

     

    <以下本人の日報より抜粋>

     

    本日、賞与明細がメールで届きました。 

    ボーナスだーと思って喜んでいました。 

    しかし 

    これは自分が稼いだお金じゃないんだなと後で気づき、もらえるのはうれしいが、やっぱり自分で稼いで、給料をもらいたいなと感じました。 

    今は稼いでいる人のお手伝いをしながら自分で稼ぐすべを身につけ、しっかり1人で稼ぐ能力をつけないといけないなと感じました。 

    犬塚チームにいる間に自分で仕事をもらえるようになり、少しでも自分の稼ぎで給料をもらいたいと思います。 

    ただ、まだ稼ぐための行動は何もしていないです・・・ 

    何がお金になるのかを常に考え、お金のにおいがわかるようになります。 

    がんばります!! 

    >>>>>>>>>>>>>

     

    いかがでしょう?この日報を読んで私は感動しました。

    こんな「自分で給料を稼ぐ」意識の社員が増えたら会社はきっと強くなると思います。

    こういった社員が周囲によい影響を与えてくれるとうれしいです。

     

    (もちろん彼にとって「お金を稼ぐ」というのは、がめつくお金を儲ける意味ではなく、「お客様に必要とされる何らかのスキルを身につけて、お客様に納得してもらえるような成果のあるコンサルティング内容を提供する」ということは確認済み。)

     

    もちろんAくんは、まだまだ発展途上ですが、この伸び盛りの素材の成長を阻害しないよう上司としてがんばらなければなりませんね。

    私はプレイヤーとしてはいぶし銀でありたいとおもっていますが、人材育成に関しては名伯楽と呼ばれるような存在になりたいです(笑) そのためにはまずみんなが活躍できるフィールドを私がつくらなければ…。

     

    Aくん、ぜひ将来は船井総研の先発投手陣の柱としてがんばってほしいと思います。

     

    PS こんな伸び盛りのA君をつかって自社の若手社員の意識向上をはかりたい!という経営者の方はお仕事のご依頼を受け付けます(笑)

    A君が御社に訪問して、上から目線ではなく「同じ若手社員の目線で」 犬塚の教えを伝えます。