とある社長様とのやりとりで、経営幹部陣への要望として、
「もっと積極性が欲しい。もっと自分から外部の勉強会や交流会に参加したいと言って来るぐらいの勉強意欲が必要に思う」
とおっしゃていました。
成功する経営者の方のほとんどは「自分への投資」に意欲的。
たくさんの知識を吸収し、たくさんの人脈をつくることの意味を知っているからです。
そのため積極的に外部の勉強会や交流会に参加してきた方が多い。
そういった経営者様から見ると、自分から「勉強会に行きたい!」と言ってこない経営幹部に若干の物足りなさを感じるのも事実なのでしょう(^▽^;)
しかし、ある種サラリーマンである経営幹部にとっては、なかなか
「自分が勉強したいのでこの会合に参加させてください!(・ω・)/」
と言えないのも事実なのです…。
優秀な幹部であればあるほど、コスト意識も磨かれており、かつ自分が1日2日抜けることが売上に与えるダメージを痛いほど知っている…。部下にコスト意識を伝えている以上、「自分のレベルアップのために勉強会参加を言い出す」ことが、ある種「わがまま」に感じてしまうのも事実なのです。
(逆に「部下を研修に行かせる」ことの大切さは知っておられることが多く、そこへの投資はできる方が多い。)
「自分のメリット(成長)のため」というところに心理的な抵抗感がいろいろとあるのでしょうね。
経営者様からすれば、
「経費と時間的な損失を補えるくらいレベルアップしてこればいいやないか!!
それくらいの覚悟を持ってこそ経営幹部だ!」
となるわけですが、そこまで自信を持って言い切るのはなかなか難しいのも事実なのです(^▽^;)
このあたりの経営幹部の方の心理状況というのは、ある意味繊細なところですね~。
経営者の方と経営幹部とでこのあたりの感覚は、こまめにすり合わせておく必要があるかもしれません。
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