ビジネス人として成長していく上で必要不可欠なのが、
「相手の気持ちを考える(思いやる)」
こと。
この発想を柔軟にできれば、周囲の人間と円滑に業務ができる上に、
ハイタッチな接客はもちろん、対消費者=マーケティング力にも活かされます。
しかし、ビジネスの世界にでてきて経験が浅いと、
根本的にこの「相手のことを思いやる」ことができないことが多い。
相手の機嫌を気にしたりといった、浅いレベルの配慮はできても、
よりビジネス的な「相手の立場」「相手の行動」に対する配慮ができないといった感じです。
「まず自分のこと」のクセが抜けきれていない感じなんですよね~。
よくあるケースとしては、
異動して着任1ヶ月くらいの新しい上司に対して
「こうあるべきだ!」「前任者はこうでした!」
とか自分たちの理想像を期待しておしつけてしまったり。
(慣れていない相手のことを考えれば、別の態度ができるはず)
印刷会社さんなどに無茶なスケジュールを押し付けて、
結果、出来が悪かった時にクレームをつけたり。
(相手の制作スケジュールを考えればどの程度まで出来るのかわかるはず)
日報を送れといったら、
自分が仕事を終わった時間だからといって朝方メールを送ってきたり(笑)
(上司の行動パターンを考えれば適切な時間に送れるはず)
周囲がしらけているのに自分の妄想のような意見演説を続けたり。
(空気読めばすぐにきりあげられるはず)
忙しい社長さんに対して「今日中にこの打ち合わせをしないといけないんです!」とか、
無理な時間の拘束をお願いしたり。
(社長の忙しさを想像すれば、それが無理なことくらいわかるはず)
相手の感情=機嫌を想像して、配慮することは人間としての基本常識。
しかし、ビジネスパーソンは、「相手の立場」「相手の行動パターン」を想像して配慮することが必要なのです。
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