自己紹介
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    『船井総研内の保育教育業分野のコンサルティングチーム「保育教育支援部」の上席コンサルタント。
    高等教育機関、学習塾、英会話教室、幼稚園、こども園、保育園、資格学校など、幼児から社会人までの様々な教育機関のコンサルティングを担当している。
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  • 2007年10月8日10:50 PM
    溜めるよりも出す
    CATEGORY: 日々雑感

    あるお付き合い先のスクールでは、

    若手のスタッフを対象として私自身が週報のチェックをしています。

     

    週報を通して業務を何をやっているのかを知るためではなく、

     

    ひとりひとりがどんな意識で仕事をしているのか?

    どんな悩みを持っているのか?

    どんなアドバイスをする段階なのか?

    自分が気づかないような現場の問題点があるのではないか?

     

    などが目的です。

     

    始めは単なる業務週報で事務作業的だったものが、徐々に対話していくうちに、

    本人の人間的、ビジネス的成長と共に内容が濃くなってくるのがとても楽しい( ´∀`)

     

    そんな中、今日とあるスタッフの週報はすごかった…。

     

    白紙の裏面数枚にわたって手書きでビッチリΣ(´ロ`;)

     

    通常はこんなことはないのですが、

    いろいろと悩んだりしているときには、しばしばこんな感じのメッセージを送る人がいます。

    (かくいう私も新人時代数回上司にメチャクチャ長い提案や週報を送ったことがあります)

     

    たいていの場合はこの手のメッセージは本人の真剣な思いがこもっています。

    (いいかげんな気持ちであれば、わざわざ文章にして書くことはないため。)

     

    それは悩みだったり、救いを求めたりとか様々なケースがありますが、

    いずれにせよ見る側も真剣に相手の気持ちに応えなければいけないと思っています。

    少なくとも私の新人時代の上司は、私の長い文章に関して同じくらい長い文章で真剣に応えてくれました。

     

    それによってどれだけ自分の気持ちが前向きになったことか…(笑)

     

    仕事上、何らかの悩みがあって、

    それを内面に溜め込んでしまってストレスや会社への誤解が生まれたりするのは仕方がありません。

     

    問題はそれが危険水域に達する前に、いかに溜め込むことなく、浄化できるかどうか。

    これができるかどうかが非常に大切なわけです。

     

    会社に対して矛盾を感じたり、誰かを信じることができなくなったとき、

    案外コミュニケーションをとるだけで解決する内容も多いのです。

    そういう意味ではこういった場面での「本音の質問ができる」という質問癖もビジネスパーソンの才能の能力といえます。

     

    週報にはこういった効果もあります。

    形骸化すると痛々しいものですが、効果的に使えればこれほど素晴らしい仕組みもないと思います。