自己紹介
  • 自己紹介


    『船井総研内の保育教育業分野のコンサルティングチーム「保育教育支援部」の上席コンサルタント。
    高等教育機関、学習塾、英会話教室、幼稚園、こども園、保育園、資格学校など、幼児から社会人までの様々な教育機関のコンサルティングを担当している。
  • 最近の記事一覧

  • ブログカテゴリ一覧

  • 最近の記事一覧
    ブログカテゴリ一覧
    カレンダー
    2024年4月
    1234567
    891011121314
    15161718192021
    22232425262728
    2930  
    アーカイブ
  • 月別アーカイブ

  • RSS
    [前日の記事] «
    [翌日の記事]  »
  • 関連サイト情報

  • 2007年8月3日10:36 PM
    李下に冠を正さず
    CATEGORY: 日々雑感

    タイトルは中国のことわざ(?)なわけですが、

     

    李下に冠を正さず

    (りかにかんむりをたださず)

     

    瓜田に履を納れず

    (かでんにくつをいれず)

     

    と並びます。

     

    意味としては、

     

    「スモモが実った木の下で冠を直せば、(その手を頭上に上げる仕草から)スモモ泥棒と思われてしまう、だから疑われるような行動はやめておきなさい」

     

    同様に

    「瓜畑で履をはきなおしたりすれば、(その手を足下に下げる仕草から)瓜泥棒と思われてしまう、だから疑われるような行動はやめておきなさい」

     

    要するに

     

    「人から疑われるような行動は、その真意はともかくとして慎まなければならない」

     

    というわけです。

     

    赤城農相のバンソーコー問題なんて、まさにコレ!

    真実がどうのよりも、そもそも疑われるような発言をするなっつ~の( ゚Д゚)

     

    これはビジネスの世界でも同様で、

    当人の真意はどうであれ、周囲の人間に疑われるような行動は慎まなければなりません。

    本人に悪気はなくとも、周囲は「疑わしい」と思ったような行動を取ること自体が問題なわけです。

     

    疑われてから「イヤ!そんなことはない!」と清廉潔白を説明しても、

    なかなか疑いを解くのは難しく、当初の思いを消し去るのは難しいわけです。

     

    だからこそ、「そもそも疑われるような行動はするな」ということになるわけです。

     

    サボっているように見られる。

     

    ヤル気がないように見られる

     

    努力していないように見られる。

     

    わがままのように思われる etc…。

     

    ビジネスの場面では当人の考えとは全く別の不本意な評価を周囲からうけるようなことが多々あります。

     

    しかし、そのことについて「周囲は誰もわかってくれない」とボヤクのではなく、

    自分自身がそう思われるような(疑わしい)行動をしていたことを反省しなければならないのです。