2008年1月10日10:08 PM
CATEGORY: 日々雑感
携帯電話が「携帯パソコン」になりつつある時代の流れの中、
ビジネスでこれを活用しなければ、とてつもない損失が生まれます。
…しかし、この携帯全盛期の中で少々不快な気持ちにさせられるのが、
「●空」シリーズという携帯小説。
あんな作品が出版化され、映画化されるっていうのだから世の中怖いです…。
個人的には小説界のダン・ミセリとしか思えないのですがねぇ…。
いろいろな新聞や雑誌を見ていると「書籍売上ランキング」ってのっているじゃないですか。
あれの上位に「恋空」なんて並んでいると、本当に悲しくなってくるのです。
日本人の文化レベルって大丈夫かよと。
別に偉そうなことを言うつもりはありません。
恋愛小説にケチをつけるつもりもありません。
(こう見えても冬ソナ大好きですし、東京ラブストーリー、101回目のプロポーズなども好きだった)
お涙頂戴系のストーリーもOK。
ただ、いくらなんでもあれは酷すぎるだろうと…。
読むのが苦痛な文章。
自業自得としか思えない悲劇ストーリー。
支離滅裂な事実関係。
(修学旅行の日程なんかはハッキリ言って罰ゲームとしか思えないくらいのありえないこと)
ノンフィクションというわりには相手の視点に立ったアナザーストーリーが存在。
などなど…。
常識的に考えれば、裏事情なんてわかると思うのですが、
全てを信じている子が多いと言うのが悲しい…。
この小説の動向を見ていると、
携帯文化が進行することによって確実に何かが失われつつある恐怖感があるんです。
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