自己紹介
  • 自己紹介


    『船井総研内の保育教育業分野のコンサルティングチーム「保育教育支援部」の上席コンサルタント。
    高等教育機関、学習塾、英会話教室、幼稚園、こども園、保育園、資格学校など、幼児から社会人までの様々な教育機関のコンサルティングを担当している。
  • 最近の記事一覧

  • ブログカテゴリ一覧

  • 最近の記事一覧
    ブログカテゴリ一覧
    カレンダー
    2024年4月
    1234567
    891011121314
    15161718192021
    22232425262728
    2930  
    アーカイブ
  • 月別アーカイブ

  • RSS
    [前日の記事] «
    [翌日の記事]  »
  • 関連サイト情報

  • 2019年11月27日10:58 AM
    学習塾の校長・管理職人材育成のコツ
    CATEGORY: 日々雑感

     

    企業経営をしていく上で、実は意外と難しいのが
    「優秀な社員(期待できる社員)の昇格と成長」についてです。

     

    社員数が限られている中小企業・成長企業においては、それなりに優秀な社員や期待できる社員がいれば、

    「昇格・昇級」させて、新しい立場で活躍をするように配置をします。

     

    新たに校長に抜擢
    部長に抜擢
    事業部長に抜擢
    新規事業の責任者に抜擢  などなどのような形です。
    …が、この際に「失敗・挫折する」ケースが圧倒的大多数なのも事実なのです。
    (特に近年では新人やアルバイトの育成で失敗するケースが多い)

     

    どれだけ優秀な人材だとしても、新しい立場・新しい業務であれば、いきなり無難にこなせるなんてことはまずありません。

    ほとんどのケースで苦戦するわけです。

     

    しかし、抜擢した経営者・上長からすると「こんなはずでは…」「期待外れだったか…」

    「あいつはそのレベルではなかったか…」と失望してしまうケースが多く、その失望がさらに会社&本人を悪い方向にしてしまうので注意が必要です。

     

    悪いケース①失望が本人に伝わってしまい、担当者が自信を喪失。仕事のパフォーマンスも悪化。ホウレンソウや業務精度が落ちる。結果さらに失望し、最後は退職へ。

    悪いケース②実力不足だと思い即座に降格。その結果、降格された本人はやはり自信喪失。退職する。さらには全社的にも「失敗したらすぐに首切られる会社」「昇格するとロクなことがない」というイメージが定着し、優秀な人材の種が芽吹かなくなる

    私自身も経験がありますが、新しい立場や役職になった1~2年は、どうしても結果が思うように出せずに悩みます。重要なのはそれをどう乗り越えるかです。
    その苦戦し悩んでいる時に、さらに追い打ちをかけるようなアクションをしては、未来の経営幹部は成長してくれません。
    経営者・経営幹部の皆様は、管理職や幹部への抜擢の際に、上記の発想を持っていただければと思います。