自己紹介
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    『船井総研内の保育教育業分野のコンサルティングチーム「保育教育支援部」の上席コンサルタント。
    高等教育機関、学習塾、英会話教室、幼稚園、こども園、保育園、資格学校など、幼児から社会人までの様々な教育機関のコンサルティングを担当している。
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  • 2011年12月18日8:36 AM
    学習塾における「弱者の戦略」②
    CATEGORY: 日々雑感

     

     

     

     

    学習塾における「弱者の戦略」とは、

    圧倒的な一番塾に対して、その他の塾がどのようにシェアを確保していくのか。

    また、長期的にその一番塾の座を奪うのか、が大きなテーマとなります。

     

     

     

    ①で書いた「実力塾グループ」における「力相応一番化」の徹底は、一番塾の座を奪うためのプランになります。

     

     

     

    力相応一番化というのは、自塾の現在の在籍生の状況や講師力、立地などを分析し、「この領域ならば一番塾に絶対に勝てる!(勝てる可能性がある)」という、ターゲットやエリアを絞って、一番化するという考え方です。

     

     

    最もポピュラーなのは

     

    「●●●中ならば」

     

    (特に個別指導塾の場合は)「部活と両立する生徒ならば」

     

    「●●●校への進学ならば」

     

    といったターゲッティングですね。

     

     

    このターゲットとした領域に対して、徹底的に自社の力を投入し、そこで絶対的一番領域をまずはつくりあげる。そうすることによって、徐々に一番化できる領域を増やすための橋頭堡の確保が可能になるのです。

     

     

     

    学習塾業界においては、このような「弱者の戦略」だけではなく、

    弱者の台頭を防ぐ「強者の戦略」も同時にあります。

     

    ただ、授業を頑張るだけではなく、戦略的発想を持って、数年間取り組むことによって、地域内の勢力図を塗り替えることが可能になるのです。