個別指導塾・集団指導塾に共通することですが、
少子化・競争の激化に伴って、外部環境が悪化するのに比例する形で
「近視眼的」な塾経営
が増えてきてしまっています。
塾経営で私が忌み嫌う近視眼的塾経営のスタイルとは、単年での「生徒数」と「売上」目標に固執するあまり、高校受験部において中三生の募集を強化する塾経営です。
これは学習塾経営のセオリーを知らないFC加盟型のオーナー経営者の方が陥りやすい経営スタイルだといえます。
中三生は「比較的危機感が高まっているので集まりやすく」「単価が高い」ため、目先の売上と生徒数の目標を達成するためには、集めたくなるターゲット層です。
しかし、中三生の獲得は「1年以内で高確率で退塾してしまう」顧客層であるため、
毎年中三生の募集を頑張らなければいけません。まさに自転車操業です。
そして、突然「中三生が集まらない年」が生まれ、一気に業績が悪化する・・・。
学習塾経営が一気に赤字化するのは上記のような、近視眼的経営=中三中心主義の経営をしてしまったのが原因であることがほとんどです。
本気で低学年層の集客を成功させ、毎年生徒が持ち上がっていくのが理想的な塾運営です。
小4生や小5生が例年に比較して少なければ、残り4年・5年間で挽回するという時間的な余裕もあるわけですから。
下記のセミナーでゲスト講師をしていただく、IBジャパン様では、この低学年層の確保の役割を子供向けの英会話スクール部門が担当しています。
塾業では取りきれない低学年層を別事業で確実に確保していく(理想は各学年で20名ずつ)。
まさに学習塾の生徒募集の理想形です。
もちろんこの仕組みにより塾で必要な販促経費を大きく抑えることが可能になるのです。
1月19日(日) 船井総合研究所東京本社(東京駅から徒歩3分)
http://www.funaisoken.co.jp/seminar/314068.html
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<講師>株式会社 船井総合研究所 チーフ経営コンサルタント チームリーダー 犬塚 義人
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