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    『船井総研内の保育教育業分野のコンサルティングチーム「保育教育支援部」の上席コンサルタント。
    高等教育機関、学習塾、英会話教室、幼稚園、こども園、保育園、資格学校など、幼児から社会人までの様々な教育機関のコンサルティングを担当している。
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  • 2008年2月8日10:30 PM
    地方における道路特定財源について考えてみる
    CATEGORY: NEWS雑感

    ガソリン税がらみでいろいろな議論が巻き起こっております。

     

    どちらの主張にもそれなりに正しく思えるため、

    一般の国民の目線からは「なにが何やら…」って感じになりつつあります。

    「でもやっぱりガソリンは安くして欲しいなあ」って思考停止で思うのでしょうね(笑)

     

    朝ズバなんかだと道路特定財源が官僚のレクリエーション費用に使われていた!

    みたいな報道をしておりますが、これもどうかと思います(笑)

    議論が変な方向に向かうので。

    (もちろんこういった不正行為はドンドン暴いていってほしいですが)

     

    それよりも、やはり本質は無駄な道路問題の方だと思いますよね。

    とにかく道路をつくれば地方が潤うなんて発想はやめなければならない。

    使われない道路をつくっても、潤うのは公務員と建設業だけ、

    しかも効果は刹那的になって、さらに次の工事を求めるという悪循環。

     

    第二うんたらとかの高速を作るお金があれば、

    今自民党が話題にしている問題の道路も全て直せますよ。

     

    さらに問題なのが、各県知事たちの自分ところの財政を守るための抗議活動。

    国からのお金をあてにしている体質なもんだから、

    今回の件なんかは自民党に人質をとられているようなもんですものね。

     

    あの人達は「地方財政」について考えているので反対しているのであって、

    県民の生活について考えていないということを忘れてはいけません。

    このあたりの論点のすり替えがとても上手ですね。さすが政治屋。

     

    ほんっとうに財政予算最重要視で県民の生活に焦点をあてていないのが気になりますね。

    県知事選で「ガソリン税は今のままであるべきです!」言ってみろって感じ。

     

    いろいろな地方を回っていて思うことですが、

    本当に地方の経済の活性化を考えるならば、

    刹那的な道路建設に血眼になるのではなく、やはり企業誘致だと思われます。

    大企業の工場などがある地域は、雇用が生まれているので経済が根強いですもんね。

     

    お土産品や特産品のPRしていても何にも生まれません(笑)

     

    …いずれにせよ、今のガソリン税問題は、非常にふか~い政治と経済に関連する問題です。

     

    一般庶民では考えられないような無駄遣いを、国も地方公共団体もしている。

    それゆえに特定財源を守ろうとしている。

    (公務員の人間たちが生み落とした無駄なコストは日本では莫大な金額になっている)

     

    単純にこれが本質なように思います。