まずは先日のエントリーにあった、
ゲーブ・キャプラー選手と
ダン・ミセリ選手
について「そんなやつ知らない( ゚Д゚)」という声が複数聞かれましたので、補足解説(ウィキより)。
ゲーブ・キャプラー(年俸2億600万)
2004年シーズンオフにメジャーでの評判から守備力を期待され読売ジャイアンツはセンターラインの補強として契約した。しかし彼は上記のメジャーでの評判と違い日本での活動では守備が優れた選手とは言い難かった。シーズン当初より打球判断の早さ、守備範囲の広さともに能力は低く、地肩は確かに強かったもののキャッチングからスローイングへの移行が鈍いため相手チームは警戒することはなかった。前述の通り打撃に関しては期待はされていなかったが、こちらも評判以上に悪く、開幕から17打席ノーヒットを記録した(18打席目にホームランを放ち、打撃向上を期待させたが、その後も成績は上がらなかった)。
最終的な成績は111打数で打率.153と低調だった。持病の腰痛を再発させた事を理由に2005年7月8日に契約解除を球団に申し出たため、球団も了承した。
ダン・ミセリ(年俸1億8000万)
メジャーリーグ球団を渡り歩き、2005年に日本のプロ野球、読売ジャイアンツ(巨人)に移籍。前年までリリーフ崩壊、抑え投手不在といわれた巨人の、抑え候補として迎えられる。入団決定後のコメントは「日本でダメならそれまでだ」。本人は前年の2004年シーズンを最後に引退を決意していたが、巨人サイドの強い要請で現役続行を決意し来日。巨人スカウトによるとストレートは150km/h以上、縦に落ちるスライダーは140km/hという評判であった。しかし、入団後の投球ではストレートが140km/h弱程度しか出ず、オープン戦ではセットポジションでの投球が苦手ということも判明。首脳陣曰く「別人が来たかと思った」。
広島東洋カープとの開幕戦、1点リードの9回表に初登板。が、グレッグ・ラロッカに同点本塁打を打たれ救援失敗。結局3失点で敗戦投手となる。
次いで4月5日の横浜ベイスターズ戦、同点の12回裏から、名誉挽回を期しての登板。しかし先頭打者の金城龍彦の二塁打でピンチを招き、多村仁にサヨナラ安打を献上、またしても敗戦投手となる。
出れば打たれる状態に、巨人ファンからは「炎上神」「パセリ」「ダメ魔神」「ゴミセリ」などと散々な仇名で呼ばれるようになる。一方、他球団のファンからは「ミセリ様」と呼ばれ、登板時には歓声まで上がっていた。
日本での登板は4回、最終防御率は23.63。
解雇された直後、ミセリは妻子と共に浅草観光に打って出る。それにより「仲見世リ(なかみせり)」とも言われる。この一件にはチームメイトのブライアン・シコースキーやタフィ・ローズ(どちらも当時)も苦言を呈し、あまりの成績・素行の悪さから「巨人軍史上最悪の助っ人外国人」と囁かれていたミセリは、これでその汚名を不動のものとしてしまった。
…。
2005年の読売ジャイアンツの戦歴に鮮やかな活躍をみせつけてくれたお二人でした。
このお二方と年俸1億以上で契約しているジャイアンツ海外スカウトの力って一体…。
こういったお金の使い方するなら内海投手にドーンと2倍以上の年俸提示してほしいなあ。
内海なんて相手チームのファンからしたらメチャ怖いピッチャーなのに。
それにしても、ひさしぶりにお二方の成績を見たら、我らがビョン様はそれでも打率.260。
得点圏打率.250も見方をかえれば、4回に1回はランナーを帰しているわけです。
しかも来日1年目であることも割り引けば十分な活躍、とてもとても恵まれていると思いました。
人間は足るを知ることも大切ですね。うん。
話は変わりますが、中日ドラゴンズに新たなFA選手が入団することになりました。
とても光にあふれている選手です。元西武の
和田一浩選手。
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/sports/free_agent/
阪神の新井、巨人のラミレス・クルーンなどに比べると華のない補強かもしれませんが、
他のニュースにない輝きがあり、光は十分あると思います。はい。
福留の流出がほぼ確定した中日にとっては一筋の光明になるのではと期待しています。
岐阜県出身ということで「中日ドラゴンズは幼い頃からのあこがれだった」と、
東海ファンの心をがっちりキャッチする台詞がいい感じです。さすがローカル球団のファン心理にお詳しい(゚∀゚)
今期は壮絶にチャンスに弱く、併殺も多かったそうですが、
今期のような成績のままだったら、和田選手―ビョン様とならんだ打線は、中日ドラゴンズファンにとっては、
フラストレーションのたまりまくる「超残塁打線」になってしまいそうで、それが心配…。
でも球場のメガホンの売上は上がるかもしれません。
おふたりとも来期に期待です!
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