自己紹介
  • 自己紹介


    『船井総研内の保育教育業分野のコンサルティングチーム「保育教育支援部」の上席コンサルタント。
    高等教育機関、学習塾、英会話教室、幼稚園、こども園、保育園、資格学校など、幼児から社会人までの様々な教育機関のコンサルティングを担当している。
  • 最近の記事一覧

  • ブログカテゴリ一覧

  • 最近の記事一覧
    ブログカテゴリ一覧
    カレンダー
    2024年5月
     12345
    6789101112
    13141516171819
    20212223242526
    2728293031  
    アーカイブ
  • 月別アーカイブ

  • RSS
    [前日の記事] «
    [翌日の記事]  »
  • 関連サイト情報

  • 2010年6月22日11:15 PM
    マニュアル経営の怖さ
    CATEGORY: 日々雑感

     

     

     

    マニュアル経営。

     

     

    全社的にサービスレベルを統一させるために、

    「まずはマニュアルの徹底を!」と号令をかけ、最終的にはマニュアル以外の行動を排除することが多くなる経営スタイルがあります。

     

     

     

    飲食店や小売業においては、接客はあくまで付加価値的な要素が強いため、マニュアルどおりでもそれほど違和感はありません。

     

     

     

    ただ、これが物売りではない接客サービス業になると、お客様はマニュアル接客に違和感を感じてしまうのです。人と接する時間が長いので。

     

    マニュアル至上主義は「形式ばかりのレベルの低いサービス」になってしまいます。

    最低ラインを決めたあとは、各自の考えに基づき、その場での臨機応変な対応を促すため、自由度を重視しなければいけません。

     

     

     

    重要なのは「行動をマニュアル化」することでなく、

    スタッフの「意識をマニュアル化→統一化」することです。

     

    心根の部分が全社一体となって、統一されていれば、表に出てくる接客サービスは、担当者・スタッフによってさまざまな変化を持ちながら、方向性はお客様のため、会社のためという正しい方向に向かっていくことになります。

     

     

     

    行動をマニュアル化すれば、「攻めの接客」は生まれないのです。