ある企業の塾部門の若手スタッフO君とお話。
このO君。
今年担当した私立中学受験の自分の生徒の合格率が100%を達成したというナイスガイ(笑)
昨年中からメキメキと成長したのは実感できていたけど、
ここまで早く結果を出せるとは思っていませんでした。
そこで本人に「どんなポイントがあるの?」「どういったノウハウをつくれたの?」と質問。
そしたら、
「生徒のために自分でつくったオリジナルのテストを頻繁にやってもらった」
「保護者の方と高頻度でコミュニケーションをとっていた」
などの答えが帰ってきました。
予想以上のしっかりしたノウハウが蓄積できていたがうれしかったです。
やはり結果を出す人間はまぐれではなく、何らかの理由があるわけです。
…しか~し。
壮絶に勿体なかったのが、このテストを利用してセルフブランディングできていなかったこと。
このテストは生徒にもお母様達にも好評だったのに、
テストの名前が「仮テスト」とか「●●対策テスト(改)」とかの普通の呼び名になってしまっていたそうな。
お母さんからも「先生。仮テストをください」とか頼まれたくらいに(笑)
これってすごい勿体ないことしているのです。
せっかくのオリジナルテスト。どうせなら
「O先生の完全合格テストシリーズ」とかネーミングをつけて子供たちの間で流行らせればよかったのに…。
こうすることができればオリジナルテストそのものが独自商品として確立できるし、口コミも広がりやすいから。
生徒や保護者の方との面談も「O先生におもいっきり生相談(古!)」とかにしてもいい(笑)
案外職人気質な人はこのようなセルフブランディングができていません。
実はこれはすごい機会損失。
このあたりを上手くパッケージ化・商品化して広めることができるのがマーケティングの腕の見せ所です。
今年のテーマのインナーブランディングは、
こういったところの演出の仕方だと思ってもらってもいいかもしれません。
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