自己紹介
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    『船井総研内の保育教育業分野のコンサルティングチーム「保育教育支援部」の上席コンサルタント。
    高等教育機関、学習塾、英会話教室、幼稚園、こども園、保育園、資格学校など、幼児から社会人までの様々な教育機関のコンサルティングを担当している。
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  • 2013年11月7日8:54 AM
    ダンススタジオ・ダンススクール経営の重要ポイント
    CATEGORY: 日々雑感

    樫木さんのカーヴィーグランド問題に関連してこのブログにお越しいただいている方が多いようなので、

    ちょうどよい機会なので「ダンススタジオ・ダンススクール」経営にポイントを簡単にお伝えします。

     

    ダンス系のように「スタジオ」ビジネスをする場合は、シンプルに「坪効率をどこまで上げられるか」がカギになります。

     

    1週間で見れば7日間、24時間スタジオは存在するわけで、

    その時間の生産性をどこまで上げられるかが重要なのです。

     

    だから、人気講師のレッスンだけは満杯!なんてのは、スタジオ運営においては重要な意味を持たず、むしろ「全ての時間にそれなりのお客様が入っている」とか「ダンス教室やっていない時間帯でも、レンタルスタジオで常に売上がたっている」などの状況が理想というわけですね。

     

    さらに言えば、「坪当たりの生産性」になるわけですから、坪あたりの家賃がとても大切です。

     

    1週間あたりの家賃が売上の10~20%であればバッチリです。

     

    ちなみにカーヴィーグランドさんのように開業で結構なお金を使ってしまうと、減価償却やイニシャルコストの回収の概念がからんでくると、生産性をもっとあげないといけません。

     

    現地を見てないので、カーヴィーグランドの家賃はわからないのですが、あの立地と仕様だと坪あたり1万は軽く超えて、1.5~2.5万程度になってしまっているのかなと推測します。

    もちろん大きければその分割安なんですが、ここは総坪数わかんないのでスミマセン・・・。

     

    さらに言えば、家賃効率が良くとも、人件費率もかかわってきますので、少人数制なんてかなり経営を圧迫するわけです。ここでの人的生産性も大切ですね。

     

    ハッキリ言って、今は雨後のたけのこのようにポンポン開設されるダンススタジオ・ダンス教室ですが、このビジネスほど経営感覚が求められるものはないくらいです。

     

    今後、ブームが終息していく中で、経営感覚のないスタジオさんは厳しいでしょうね。