2011年8月20日9:46 PM
CATEGORY: 日々雑感
コンサルティング業務(ご依頼)の中で「評価制度」をつくることは頻繁にあるのですが、スクールビジネスの評価制度というのは、非常に難しいものです。
なぜなら一般的な営業職と異なり、「集客」「営業」「教務(消化)」の3ステップが売上と利益に直結するのがスクールビジネスであるため、仮に会社の売上が2倍になったといっても、
「その業績アップは誰の貢献度が大きいのか?」
がシンプルには導き出せないからです。
どれだけ新規の集客が多かったとしても、それは教務担当者が貢献している「クチコミ」のおかげだったりしますし、何よりもライフサイクルや立地のような外部環境の影響だったりするわけです。
集客担当者だけの努力として、すぐに評価に直結することは避けなければいけません。
また業績アップのために「目に見えない地道な努力」が重要なのもスクール業界のセオリーですので、そういった地道な影の努力=陰徳を評価する体制がなければ、スクールの停滞を引き起こすことにもなりかねません。
会社がしてほしいことを正しく評価する
業績アップにつながるアクションを各役割別に評価する
など、様々な工夫が必要なのがスクールビジネスにおける評価制度のコツです。
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