2011年7月4日9:42 PM
CATEGORY: 日々雑感
スクール経営に携わる人の中で、
「数字嫌い」
な方が少なからずいらっしゃいます。
売上や利益、生徒数、合格率、合格者数といったリアリティのある結果の数字で評価されることを嫌がり、過程の努力の評価を求めるわけです。
確かにスクールビジネスにおいて、「結果の数字」に執着することはマイナスも生み出します。
売上や利益に執着しすぎれば、営業会社化・ノルマ会社化していき、
殺伐とした社内の雰囲気を生み出すだけではなく、目先の売上を追うためにお客様の満足度を失うことにつながりかねません。
しかし、結果の数字を目的として、各努力目標を設定するからこそ、
ただ漫然と仕事をしているケースに比べてパフォーマンスが劇的に上がることも事実なわけです。
たとえば、ただ漠然と「良い授業をしよう」と考えている先生と、
「この生徒は試験まであと●回の授業しかない!」と考えている先生では、
全く1回の授業の精度やクオリティは異なってきます。
数字にこだわりつつ、数字以外の要素を重要視する。
このバランスがスクール経営においては大切なのです。
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