2009年6月13日9:47 AM
CATEGORY: 日々雑感
学習塾、カルチャースクール、資格スクールなど、様々なスクールビジネスの活性化をお手伝いをする中で、
最大の山であり、越えられない可能性さえもあることが、
「立地と商圏の壁」
です。
立地は認知度や広告効果、さらには競合状況に直結しますし、
商圏人口数はマーケット全体のパイをそのまま左右するほどの「超えられない壁」として立ちふさがります。
商圏人口と参加人口、競合とのシェアが確定している段階で、劇的なスクールの会員数ブレイクは厳しいわけです。シェアをひっくり返したり、参加率を上げたりといったミッションに関しては、1年以上の年月が必要になると考えた方がよいでしょう。
昨日お伺いした企業様のビジネスモデルは、「音楽好き」の既存マーケットの人口参加率を明らかに数倍に広げているシロモノでした。
しかし、世の中そんなに都合よく人口参加率を左右するような業態は生み出せないのも事実…。
スクールの新規出店や新規開業の際、安全性を重視するのであれば、商圏設定と立地選定はかなり慎重にするべきだとお考えください。
横浜ベイスターズの監督になるか、
読売ジャイアンツの監督になるか
ぐらいの顕著な成績の差がその後に表れてきます…。
田代監督代行なみの苦労をしたくない方は、立地選定をしっかりやりましょう。
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