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    『船井総研内の保育教育業分野のコンサルティングチーム「保育教育支援部」の上席コンサルタント。
    高等教育機関、学習塾、英会話教室、幼稚園、こども園、保育園、資格学校など、幼児から社会人までの様々な教育機関のコンサルティングを担当している。
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  • 2008年8月19日9:45 PM
    スクールのオープン販促
    CATEGORY: 日々雑感

    昨日のエントリーでは

     

    「スクールのオープンは新規会員が集まらない」

     

    「スクールのオープンで会員を増やすのは至難の業」

     

    みたいなことを書きましたが、これはあくまでキチンとしたな開業販促をしなかった場合です。

    (当人たちはキチンとしたと思っていても、専門的な視点から見たらダメダメって時は多いですが)

     

    スクール業界ってのは面白い業界で、

    どれだけ有望な市場だったとしても、その経営ノウハウの良し悪しで結果が180度変わってしまうんですよね。

     

    キッチリとスクールの集客の原則を理解し、

    既存の自社資源を上手に活用して、

    競合校とのバランスなどの事前調査をした段階でオープニング販促のプランをたてれば、

    大成功するケースもありますので、あしからず。

    (たとえオープン後1ヶ月でイマイチ反応が悪くても、半年以内にはキッチリと集客ができる)

     

    最近、私はスクールリニューアルのオープンプロジェクトのお仕事をさせていただく機会が増えていますが、

    その中にはオープニングイベントで100人近くの来場者数を集め、

    オープン後わずか1ヶ月前後で入会者希望者数100名を突破するスクールさんがあったりもしますし。

    (これは現場の皆さんの力が大きかった特殊な例でもありますが)

     

    まあ、やり方次第では爆発的な結果を出すこともできることは知っておいてください。

     

    ちなみに仮にオープン集客に失敗したとしても、

    そこからのグランドオープン期間の半年で、集客を再生できるかどうかが、

    実はスクールのオープンの一番の正念場なんです。

     

    でも実際はスクールのオープンに失敗した時、

    それ以後は経営サイドが急速に投資意欲が衰えてしまったり、

    安易なコンセプト変更を繰り返したり、

    オープンで失敗した内容を継続してしまったりして、半年間失敗を続けてしまうのが多いのですが…。

    (これが実に勿体無い(;´Д`)ノ)

     

    別に商売で言うわけではありませんが、ハッキリ言って

    スクールの開業の際に、我々のような専門ノウハウを持つ人間をオープン前から動員して、

    数ヶ月間オープニングプロジェクトを組むのは、多少投資金額が増えますが、

    その後の失敗リスクなどを考えるとかなりコスト的には割安になります。

     

    ハナから無駄な広告を実験でも使おうとしませんし、

    仮に戦略上にミスがあってオープン集客に苦戦したとしても、

    事前にそこからの挽回策も仕込んでいることが多いので。

    さらにオープン後数年間は事業継続するためのビジネスモデル構築も考えますし。

    (また投資回収計算に自分たちへの依頼料を入れますので、

    その回収までを最速化するために真剣になりますからね(笑))

     

    また、例え自力オープンをして失敗したとしても、

    傷が浅いうちに、早めのタイミングで専門家のノウハウを導入することをオススメします。

    いたづらに半年間鳴かず飛ばずを繰り返すよりも、早期に流れを変えることで生まれるものは多いのですから。

     

    スクールのオープンほど「生兵法はケガのもと」という言葉があてはまるものはないのです。