2010年7月22日10:42 PM
CATEGORY: 日々雑感
スクール系の企業でありがちな間違いのひとつに
「高学歴」「高い社歴」「高資格」などの肩書きがあったり、
弁舌がしっかりしていて自己表現が上手な社員、
いわゆる「インテリ系の社員」を高評価してしまうということがあります。
「教育業だからインテリなタイプが望ましい」
と考えてしまう、
また面接や普段の業務がしっかりしているので、その素晴らしい表面上の仕事っぷりにほれ込んでしまうのが原因です。
こうしたインテリ系の社員は、時間が経過するにつれて、徐々に思ったほどの成果を出せないことがわかり、何かトラブルがあったときに辞めていってしまうことが多いようです。
ビジネスの現場、特にお客様の前では肩書きや経歴は何の意味も持ちません。
またインテリ系のタイプは圧倒的に「怒られたり」「苦境に立たされる」経験が絶対的に足りないため、経営上の数字のプレッシャーやお客様からのクレーム、仲間や部下からの突上げに耐えられないのです。
打たれ弱いインテリ系の社員は、そのままでは経営においては絶対に活躍できません(活躍できそうに思えるのはカンチガイです)。
早い段階で、過剰な自負心やプライドを抑えてあげなければ、さらなる成長を促すことは困難なのです。
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