自己紹介
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    『船井総研内の保育教育業分野のコンサルティングチーム「保育教育支援部」の上席コンサルタント。
    高等教育機関、学習塾、英会話教室、幼稚園、こども園、保育園、資格学校など、幼児から社会人までの様々な教育機関のコンサルティングを担当している。
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  • 2013年12月21日12:20 PM
    「忙しい」の現場の声を超えた先に大成功がある
    CATEGORY: 日々雑感

     

     

    スクールや学習塾でコンサルティングをしているとき、

    業績が回復、新規集客が増えていく中で必ず出てくる問題が「忙しい」という現場の声です。

     

     

    我々がコンサルティングをしている中で、

     

    新規集客が増える、

    既存顧客のレッスン数が増える、

    イベント参加者数が増える

     

    こうした結果が出てくるわけですが、当然ながら上記の結果が出てくると経営的にはうれしい反面、現場スタッフとしては「今までの倍くらい忙しい」状態になります。

     

    当たり前といえば当たり前で、今までと比べて客数が倍になれば、今までの仕事ペースで仕事を進めていては消化は追いつきません。

     

     

    この状態のときに、よく普通の企業が陥るのが「現場の声」を鵜呑みにして、

    集客やイベントなどの「攻め手」を弱め、現場スタッフの負担を少なくするという対応です。

    これをやってしまうと、結局、調子が良くなっている流れに水をかけることになってしまい、全ての流れが元に戻る可能性があります。

     

    つまり、「伸ばせるときに伸ばしていない」状態が生まれるわけです。

     

     

    一方で、繁盛企業のセオリーはシンプルでして、「現場の忙しい」の声を聞きつつも、

    そこで攻め手をゆるめるという施策ではなく、スタッフの業務効率の見直しに着手し、効率のいい仕事のやり方を徹底させる方向に動いていくのです。

     

    「伸ばすときに伸ばす」。そしてこれを良い機会にスタッフの業務効率改善を目指していくわけです。こうしてスタッフ自身の成長を促すことで、「少人数で多くの客数を回すことができる」、業績好調、利益率の高い拠点が生まれるわけです。

     

     

    サービス業においては、「業績が上がる=スタッフは忙しくなる」わけですから、上記のセオリーを意識していかなければ、せっかくの「業績がブレイクする」チャンスを逃し、利益が出にくいかつかつのスクール拠点が増えていってしまうのです。