先日、弊社で開催された「次世代型学習塾経営研究会」の12月総会に参加しました。
その勉強会で最優秀学習塾賞を受賞された学習塾の記念講演がありましたが、非常に素晴らしいものでした。
少子化進行地域でありながら、業績を大きく伸ばし、クチコミ紹介や弟妹紹介が多い、地域密着のブランド塾になっているのですが、そのポイントは
1)WEBサイトで自塾の想いを伝えきる
2)生徒の結果を出し、その結果をWEBや広告で告知する
この2点に最大の特長があり、その具体策も、素晴らしい内容でした。
この学習塾様に限らず、現在、スクールや学習塾企業の新規集客は
「生徒の結果を出す→告知する→販促の反響率アップ&紹介数アップ」
という「成果を出す」ことが、新規集客のために最も重要なポイントになります。
この「教務面での成果を出す」ことが新規集客の必要条件となっている背景を考えると、これからのスクール・学習塾経営は「新規集客」についても、「優秀な人材」が必要だという傾向が顕著になっていきます。
つまり、これまでは「マーケティング」と「マネジメント」を別々に考えるケースが一般的ですが、今後の経営においては、「マネジメント」の下に「マーケティング」が従属する形になるのでしょう。
同様に新規事業や新教室展開についても同様です。
経営者・経営幹部が人の補充採用や教育に時間をとられていれば、なかなか新規事業に着手する時間が取れません。また新教室に配置する人材が確保できません。
やはりここでも「人材の有無」が大きな影響を与えているのです。
これからの教育業経営においては、「生徒集客」や「新規事業」「新教室展開」など、経営戦略・マーケティング面も、全て「マネジメント・人材」に依存する。
マネジメント・人材を制すものが業界を制すという構造に移りつつあるといえます。
実際に今年の繁盛スクール企業の共通点は、いずれも「マネジメント」面において非凡な取り組みが多く、低い離職率・多数の求人への応募・早期の人材戦力化を実現されています。
マーケティング最優先主義からの時代の転換点に皆さんは気づいておられますか?
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