自己紹介
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    『船井総研内の保育教育業分野のコンサルティングチーム「保育教育支援部」の上席コンサルタント。
    高等教育機関、学習塾、英会話教室、幼稚園、こども園、保育園、資格学校など、幼児から社会人までの様々な教育機関のコンサルティングを担当している。
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  • 2007年6月14日11:14 PM
    陰徳や凡事がスクールを良くする
    CATEGORY: 日々雑感

     

     

     

     

     

    凡事徹底。 

    陰徳を表彰する。 

    etc…。 

    年齢のわりには上記のような年寄りくさい格言を頻発する私ですが、 

    単に若年寄なだけでなく、もちろんこれには理由があります。 

    それは「業績の良いスクール」の共通点が、 

    上記のような言葉に集約されるからなのです。 

    派手な広告展開や立派なハード戦略。 

    時流に適応したネット対応や巧妙な営業トーク術。 

    短期的に業績をアップさせるための新規集客のためのあれこれテクニック。 

    いろいろと目に見える部分の経営テクニックも重要ですが、 

    実はそれらが真に効果を発揮するためには、 

    「目に見えにくい」「地味な」「在校生の方や卒業生向けの」 

    取り組みが必要不可欠なのです。 

    (掃除などが好例ですね) 

    「急がば回れ」的な経営ノウハウが、これほど業績に直結しやすい業態は他にないのではないかと思えるほどです。 

    これも「卒業生の口コミや評判」が新規集客や契約率に影響しやすい業態だからなのでしょうね。 

    良いスクールは白鳥のように水面下で他のスクールに劣らない「地味な」「裏の」取り組みを徹底しています。 

    土台のしっかりしていない家が不安定なように、 

    既存客の満足度が低いスクールには新規のお客様は集まりません。 

    たとえ集まったとしても、ものめずらしさやオンリーワンにひかれてきた一時的な客層に過ぎません。 

    低迷しているスクールが、そういった事実を知らずに表面上だけ良いスクールのマネをしても

    永久に追いつけるわけないってことなのです。 

    経営陣としては短期的な業績の上げ下げや派手なパフォーマンスよりも、 

    むしろ目には見えない後々の業績アップにつながるような取り組み、 

    目には見えにくい取り組み(陰徳)などを積極的に表彰してあげるのはとっても重要なわけです。