自己紹介
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    『船井総研内の保育教育業分野のコンサルティングチーム「保育教育支援部」の上席コンサルタント。
    高等教育機関、学習塾、英会話教室、幼稚園、こども園、保育園、資格学校など、幼児から社会人までの様々な教育機関のコンサルティングを担当している。
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  • 2010年3月8日9:15 PM
    癒し美容系資格スクールの一番店戦略
    CATEGORY: 日々雑感

     

     

     

     

    本日はとある地方都市の癒し・美容系資格スクールさまへのコンサルティングでした。

     

    こちらのスクールの新規開校からのお付き合いになりますので、既に5年以上経過しています。

    癒し・美容系資格のブームに乗って勢いだけで開校したスクールが多い中、

    「数年後を見越した、地域一番校になるため」にコンサルティングをご依頼していただき、実際に現在、地域内の圧倒的一番校となっておられます。

     

     

     

     

    全国的に景気悪化の影響で高単価系の資格が売りにくい中、

    こちらのスクールさまは2月の実績が昨対比で大きく売上を上げ、

    前月対比でも約150%でした。非常に好調です。

    2月でこの数字が達成できたのが驚異的だといってもいいでしょう。

     

    昨年末から取り組んできた地道な販促活動の布石が、この春になり広告をきっかけに大きくブレイクした印象です。

    まさに「認知」と「集客」の融合、スクール経営のセオリーを守り通した結果だといえます。

     

     

     

     

     

    開校当初はリフレクソロジーのブームもあり、

    大小さまざまな癒し・美容系スクールが商圏内に存在していましたが、

    現在では他校はほとんど姿を消し、こちらのスクールさんが商圏内の圧倒的NO.1校として勝ち残っている状況です。

    事実、閉鎖商圏においては全国トップクラスの実績を上げておられます。

     

     

     

    当時、存在していた癒し・美容系スクールの多くは、

    自社の独自技術に固執し、消費者のニーズを把握しきれずに商圏の限界とともに衰退していきましたが、

    こちらのスクールさまは消費者のニーズの変化とともに主力商品を変化させていかれました。(この経営スタイルの柔軟性は資格スクールでは非常に素晴らしいことだったといえます)

     

     

     

    スクール経営の原則、時流適応、消費者適応。

     

    やはりどの分野のスクールにおいても経営の勝ち組のセオリーを守り通している企業は強いのだと感じさせられます。