自己紹介
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    『船井総研内の保育教育業分野のコンサルティングチーム「保育教育支援部」の上席コンサルタント。
    高等教育機関、学習塾、英会話教室、幼稚園、こども園、保育園、資格学校など、幼児から社会人までの様々な教育機関のコンサルティングを担当している。
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  • 2014年6月20日12:00 AM
    正社員だから…という発想のカンチガイ
    CATEGORY: 日々雑感

    企業によって、人によって価値観は様々ですが、どうも

     

    「正社員の方が意欲が高く頑張ってくれる」

     

    という感覚を持っている人がいらっしゃるようです。

    スクールや学習塾の現場での動きを見ていてわかることですが、

    ハッキリ言って「正社員の方が意識が高い」などと感じることはあまりありません。

     

    非常勤やパートさんの方がよほど意識が高いというケースもよくあるからです。

    むしろ正社員でも

     

    「自分の与えられるべき境遇に文句を言う」

     

    「労働条件に文句を言う」

     

    「この会社がいやだったらすぐに転職すればいいと思っている」

     

    「業務に慣れすぎて中途半端な仕事をしだす」

     

    などの問題行動があるのが現実です。

    どうも、経営陣は「正社員ならではの働きや意欲」に期待する一方で、

    従業員側は「正社員ならではの待遇」を期待しているから、このギャップが生まれると思います。

    意欲の高いパートやアルバイト、非常勤講師は、そんな意識の低い正社員を見抜いていたりしますしね・・・。

    スクールなどの現場においても、

     

    「ん?最近数字の動きが悪くなってきたな」

    「入会率が低下しているな・・・」

     

    とか感じた場合、実はその担当者が既に転職活動していたりとか、退職を決意していたりとか、よくあるわけです(特に学習塾の冬期講習などでそれが顕著になりやすい)。

    スクール・学習塾の場合は担当者のモチベーションがそのまま業績に反映しますからね。

     

    もしくは「他の仕事が忙しい」という理由ですか・・・。

    上記はあくまで一例ですが、

    雇用条件などで人への期待などをするのはちょっと間違いですということです。

     

    基本的に、その人の本質やモチベーションなどを見て判断するのがよいでしょうね。