昨日、駅で衝動買いして新幹線のお供にしたのは下記の書籍。
まだ、アマゾンのレビューさえありません。
- スターバックスCEOだった私が伝えたいこれからの経営に必要な41のこと/中経出版
- ¥1,470
- Amazon.co.jp
時間がなかったので目次も一瞬しか見ず、運試し的な感覚で買ったのですが、
2時間丸まると楽しめました。
新年の読書運は大吉だなと思った次第です(笑)
「スターバックスCEO」と「これからの経営に必要」という点にスポットがあたってしまうと、ガッカリするかもしれませんが、帯に書かれている「迷ったら『原則』に戻れ」の点が、この本の主旨です。
そんなわけで非常にベーシックなことが書かれていますが、
ちょうどそのベーシックな内容が全て正しいですし「一理三例」になっているのが良い。
個別の事例に三例あるというよりも、著者が「スターバックス」「ボディショップ」「アトラス」の3社それぞれの成功例と失敗例を書いているので非常に読みやすいのです。
ハーバード→マッキンゼーORゴールドマンサックス→色々な会社のCEO→起業
という最近増えたエリート意識の塊のようなタイプではなく、ちょっとマイナーな大学、ちょっとマイナーな外資系コンサルティング会社出身の著者の方であるからでしょうか、結構外資系のコンサルや金融屋の客観的な評価も入っていたりします。
経営者の方が新年1冊目に読む本としてはおススメだと思います。
スターバックラテに関する秘話とか、キャラメルマキアートの原価率が云々とか、
サードプレイスとかの話題は一切出てきませんので、その点カンチガイないようにしましょう(笑)
むしろ、スターバックスよりもボディショップに関する想いの方が強く感じます(笑)
ハワードシュルツの話ってたぶん1度も出てこないですが、ボディショップの創業者のアニータ(ニキータではない)の話はたくさん出てきますからね。
あくまで書籍を売るための「スターバックス」の見出しというこですね。
そんな大人の事情も感じる書籍です(笑)
Tweet |