2012年3月21日11:56 PM
CATEGORY: 日々雑感
本日は北関東である個別指導塾グループのコンサルティング。
ここで今回話題になったのが「数値目標」を売上ベースや生徒数ベースなど、一体どれにするかの問題です。
こちらの企業様では本業が別事業を営まれているため、数字目標を設定すること自体についてはしっかりされています。
ただ、問題はその数字目標を何にすれば最も健全な塾経営ができるかという点が本日の議題にでてきました。
ちなみに「売上」に目標設定をしてしまうと、経営面は◎ですが、生徒数が少なくとも、講習や月回数のアップなどの客単価アップ策でフォローができるため、最も重要な生徒数のシェアアップがおろそかになる危険性もあります。
一方で「生徒数」に目標設定してしまうと、一番集めやすい中三生の獲得で見かけの総生徒数をかさ上げするようになってしまい、自転車操業が行われてしまいます。
つまりは、売上・生徒数のいずれの目標設定においても一長一短あるため、両面からしっかりと目標設定をした上で、さらに「学年別生徒数」などの目標を立てる必要性があるのです。
目標設定次第で、現場の施策や努力は変化してしまいます。
複数拠点を展開していく際には、目標設定の正しさも重要なマネジメント要素だといえるでしょう。
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