昨日は北関東のとある人口5万人都市へ行ってきました。
首都圏から北へ電車で30分。そこから車で30分の地域なのですが、公共交通機関が発達していないため、どうしても人口が増えていかないという地域ですね。車で町中を回っていただいたところ、住宅の規模を見ても、ほとんどが地元の地主の方が多いようです。新興住宅地みたいなものが存在しないんですよね。
さて、こういった地方都市。
主要産業は農業だったりして、高齢化が進んでいくわけですが、こういった地域で生活をされている高齢者の方々にとって、娯楽や趣味ってなんだろう?とか考えてみるわけです。
パチンコなどはありますが、費用的にもとても「庶民の娯楽」と呼べるシロモノではありません。
…聞いてみると、なかなかこういった地方都市のお年寄りが楽しめる施設やサービス産業は驚くほど少ないことに気づかされます。
だからこそカルチャースクールビジネスが頑張らないといけないのではないかと思うわけです。
人口5万人エリアのスクール運営というのは、確かに色々と商圏規模の問題もあって困難が多い…。
しかし、地域活性化のために頑張る価値はあることだと思います。
今の日本。人口10万人以下の都市におけるスクールビジネスの充実度は非常に劣っています…。
それはシニア向けのスクールだけでなく、子供向けのスクールや教育機関に関しても同様です。
明らかに地域による教育格差・カルチャー格差があるわけです。
でも、それを克服して各地方に力あるカルチャースクールが増えていけば、地方にも少しは元気がでてくるのかなと思います。
地方経済が外需依存した大企業にぶらさがっていては、今回のようなことになるわけです。
だからこそ、地産地消ができる地方のスクール企業ががんばることが大切なのだと思う今日この頃です。
「少人口エリアでの繁盛スクールづくり」
来年の私の大きな目標のひとつでございます。
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