自己紹介
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    『船井総研内の保育教育業分野のコンサルティングチーム「保育教育支援部」の上席コンサルタント。
    高等教育機関、学習塾、英会話教室、幼稚園、こども園、保育園、資格学校など、幼児から社会人までの様々な教育機関のコンサルティングを担当している。
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  • 2011年7月17日9:56 PM
    スクール経営の「奥義」の領域
    CATEGORY: 日々雑感

     

     

     

    連休中に書くには重いテーマではあるのですが…。

    ちょっと社内的な情報共有で書いたのでそのままの流れで書きます。

     

     

     

    スクール経営において絶対に訪れる壁が「マーケット限界」です。

     

     

     

    ライフサイクルの流れで成長期のときは「やりたい!」という消費者多いものの、

    企業数が増え、同時にブームが去れば、自校に訪れる消費者は当然減少します。

     

    ライフサイクルが成熟期に入ったときこそ、スクール企業としての真価が問われるときだといってもよいでしょう。

     

     

     

    ライフサイクルが成熟期に入るときには、

    ニーズを持つ消費者が減少するわけですから、売上は低迷&微減します。

     

    そのときに売上減少をカバーするために新規出店を繰り返すのは下の下の策です。

     

    未来につながらない、目先の売上補充のための経営はNGです。

     

     

     

     

    そのためスクール経営においては

    「マーケット限界」の壁にチャレンジするための「業態進化」=「ライフサイクルシフト」を行うことがとても重要になります。

     

     

    「業態進化」こそがスクール経営の奥義といってもよいでしょう。

     

     

    業態進化は、単純に売上補充のために新講座を導入するとか、ターゲット客層の年齢層を広げるとかの浅薄なものではありません。

     

    スクールのコンセプトそのものをいじる。

    この考え方が大切なのです。

     

     

    私の現在のコンサルティングは、既存店の活性化だけではなく、

    将来を見据えた、このマーケット限界突破のための業態進化の提案になっています。

     

     

     

    料理教室業界からABCクッキングスタジオが生まれた。

    まさにスクール経営の奥義のひとつだと思います。

     

     

    これほど良い事例があることを我々は感謝しなければいけないかもしれません。