2012年5月3日10:35 AM
CATEGORY: 日々雑感
スクール・教育企業、特に子供向けのスクールや学習塾、専門学校などの長期間の滞在、教育を前提としたビジネスには、深く「社会的責任」がつきまといます。
本来経営というものは、第一に「会社の存続=利益」のためにを考えるべきですが、スクール・教育事業においては、それに次ぐ優先順位として、
卒業生のために
地域のために
在校生のために
という視点からの社会的に責任がつきまといます。
企業経営から必然とされる撤退戦略においても、一般のサービス業と比べると大きな「周囲からの残念感」があるのが特徴です。
だからこそ、スクール・教育業を営む経営者様にはそれ相応の覚悟が必要になります。何よりも「長期に経営を安定させ続けること」ですね。
昨日お伺いしたスクールの経営者様は、事業自体は多角化されていますので、スクール事業は1事業部にすぎません。
しかし、スクール事業部を単なるビジネスとして安直に考えておらず、確実にその社会的責任を重く受けとめておられる責任感のある発言をされていました。
この想いは確実に経営にプラスに働きます。
トップの正しい理念はスタッフに、さらには顧客に、地域に浸透していくものです。
教育業の人間としてかくありたいと思った次第ですね。
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