自己紹介
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    『船井総研内の保育教育業分野のコンサルティングチーム「保育教育支援部」の上席コンサルタント。
    高等教育機関、学習塾、英会話教室、幼稚園、こども園、保育園、資格学校など、幼児から社会人までの様々な教育機関のコンサルティングを担当している。
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  • 2010年4月22日6:52 PM
    ジオスの破綻で学んでほしいこと
    CATEGORY: 日々雑感

     

     

     

     

    NOVAに比べるとはるかに報道のインパクトが弱かったジオス騒動。

     

    経営者の問題行動や引き受け先がなかったなどの点がなかったのも要因でしょうかね。

     

     

     

    さて、ジオスの経営破綻と消費者被害に関連して、

    スクールの業界の皆さんに学んでいただきたいことは、ただひとつです。

     

     

    「受講料の一括前受金を自分の金だと思わないこと」です。

     

     

     

     

    資格系のスクールの経営者様の考え方として、

    いまだに「入金されたお金=売上」として、次の経営施策の資金や当座の資金繰りのための運転資金として運用してしまう方がいらっしゃいます。

     

     

    そのお金は売上ではありません。

    レッスン消化して初めて売上になるのです。

     

     

    他業界の方からすれば、ある意味当たり前のことなのですが、

    この常識がなかなか一般化しないのが一括入金スクール業界の困ったところでして…。

     

     

    別事業で月々の売上がある程度確保されている、

    自分や会社の個人資産がある程度ある、

    そういったケースは最終的にはレッスンを消化し消費者に迷惑をかけないで済むのでOKですが、そういった枠を超えてしまった金額の前受金を持ってしまった場合は、絶対にNGです。

     

     

     

    BIS規制ではありませんが、おそらく今後学校法人やいくつかのスクールによる消費者被害が起きると、経済産業省が規制に動く可能性があります。

     

    そのときに資金がない…なんてことがないようにしておきたいですね。