自己紹介
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    『船井総研内の保育教育業分野のコンサルティングチーム「保育教育支援部」の上席コンサルタント。
    高等教育機関、学習塾、英会話教室、幼稚園、こども園、保育園、資格学校など、幼児から社会人までの様々な教育機関のコンサルティングを担当している。
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  • 2009年2月24日12:31 AM
    「ベテラン先生」教室を選ぶ良し悪し
    CATEGORY: 日々雑感

     

    お子さんの習い事の教室・スクールを選ぶ際に「先生の実績」を判断基準にされることも多いと思います。

    「過去●十年スクールで教えていた」とか「過去●人教え子がコンテストで受賞したとか」ですね。 

    確かにスクールを選ぶときに、上述したような「ベテラン」先生は安心です。

     

    しかし、注意したいのが「ベテラン」の先生は2タイプに分かれているということです。 

    それは次のように分かれるとお考えください。

     

    Aタイプ:過去の実績がそのままプライドになってしまっていて、子供や保護者に高圧的、修業的な厳しい態度で接してくるタイプ

     

    Bタイプ:過去の実績をもとに子供や保護者の事情や特徴に合わせたステキなレッスンができるタイプ

     

    言うまでもなくAタイプの先生は微妙です。 

    確かに上達は早いのですが、子供がプロのピアニストなどになりたいケースを除けば、過剰に厳格で高圧的な態度は子供の成長にとってはマイナスになります(その習い事をキライになるので)。 

    「のだめカンタービレ」をご覧になられた方はわかるかもしれませんが、子供の頃ののだめちゃんの才能をつぶしたのはこのタイプの先生ですね。 

    お母さんの中には、冷静な判断力がなくなってしまっていて、Aタイプの先生の言うことを全て聞こうとする方がいらっしゃいますが、あまり無理すると母子ともにストレスが溜まるので要注意です。

     

    Bタイプは理想的です。過去の経験をもとに正しい接客や教育ができる、真の教育者であり、真のサービス業だといえます。中には保護者の方の気持ちにも配慮してくれるような先生もいらっしゃいます。 

    子供の才能を引き出せる理想的な教育者は人格もステキだとお考えください。

     

    Bタイプの先生が見つからない場合、極端な話、プロを目指さない限り、Aタイプの先生に学ぶよりかは、シロウト講師の先生に学ぶ方が子供にとってはプラスなくらいなのです。

     

    先生選びも注意してくださいね。