自己紹介
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    『船井総研内の保育教育業分野のコンサルティングチーム「保育教育支援部」の上席コンサルタント。
    高等教育機関、学習塾、英会話教室、幼稚園、こども園、保育園、資格学校など、幼児から社会人までの様々な教育機関のコンサルティングを担当している。
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  • 2007年7月4日10:07 PM
    小池防衛大臣出陣!!
    CATEGORY: 日々雑感

    新たな防衛大臣が「小池百合子」さんに決まったそうです。

     

    ここまでわかりやすく、イメージのみを考えた任命は、

    ある意味すがすがしささえ感じます(゚∀゚) 

     

    そもそも刺客だった上に、

    小泉政権のもとで環境省とかいっときながら中古家電の使用を禁止したって過去があるので、

    この方はあんまり好きではないのですよね…( ゚Д゚) 

     

    それにしても参議院選に向けて、

    ここまで自民党にとってマイナスの要素ばかり多く、惨敗の予想が出ていると、

    かえって政権交代をリアルに感じた国民心理が逆の動きをしそうな感じですね。

     

    郵政選挙のときもそうでしたが、

    あんまり日本の選挙って機能していない気がしますが、

    皆様はいかが思いますか?

     

    2007年7月3日9:19 PM
    上司が初めてのお客様
    CATEGORY: 日々雑感

    ある社長さんの部下への発言で大変興味深かったのが下記の言葉。

     

    「私をお客様だと思って報告しなさい(゚∀゚)」

     

    状況としては、比較的社風がカジュアルな会社で、部下が社長に対して報告をする際、

    ど~もビジネス報告とは思えない雰囲気で話す習慣になっていました。

     

    当然社長としても、この状況ではお客様の前に出た時の危機感を持たれるわけで…。

    そんな時に上記の発言をされたわけです。

    非常に面白い表現ですが、新人教育の基本を抑えていらっしゃるなと思いました。

     

    「上司をお客様だと思って行動する」

     

    これは新入社員の全ての人に持っておいていただきたい価値観です。

     

    新入社員という立場は、スキル不足に経験不足。

    よってこの段階では、お客様の前に出られる機会・活躍できる仕事を与えられる機会はあまりありません。

    つまり、表舞台に出るには甚だしく「役不足」ということです。

     

    そんなときに、まずできることとしたら、

    上司をお客様だと仮定して、目配り・気配り・心配りをしていくことだけだと思います。

    (基本は報告やあいさつなどだと思います)

     

    面倒見のよい上司の場合、ついつい、なあなあの関係になってしまいがちですが、

    そこは仕事中はしっかりと割り切るのが正しい姿でしょう。

     

    上司にとっては、自分に対しての部下の日々の態度や状況から、

    お客様の前に出しても恥ずかしくないのかを判断するわけですから、

    まずは上司という「初めてのお客様」を満足・感心させることができて、

    初めて自分が認められ、お客様の前に出ることが許されることになるのだと思います。

     

    「この子ならそろそろ表舞台に出てみるのも大丈夫かな(゚∀゚)」

     

    上司にこう思ってもらえることがまず第一歩なのです。

     

    上司というお客様に認められて、初めて「無関心ゾーン」から、

    「興味・期待ゾーン」に上がることができ、また活躍の場を与えられるわけです。

     

    最近の新入社員は、

     

    「チャンスや成長のための教育は与えられて当然」

     

    という感覚を持っているように思います。少子化や教育環境のためでしょう。

     

    しかし、ビジネスの世界では、待っていて機会を与えられることはありません。

     

    まずは、上司との関係構築・人の話を聞く姿勢・ミーティングの場での発言などで、

    自分の存在をアピールして、価値を感じてもらわなければならないのです。

     

    「上司というお客様から仕事を受注する!!」

     

    このくらいの意識が若手には必要なのです。

     

    そういう意味では、

    ミーティングなどの場で社長がたまたま同席されている時、

    積極的に発言をすることなんて、この上ない「自己アピール」になるわけです!

     

    内容が正しいかどうかなんて関係ありません。

    (若手にその手の精度なんて求めてないので)

     

    若手に求められている「積極性」や「熱意」がアピールできれば、第一歩としてはOKなのです。

    ミーティングなどの場はぜひ「自分プレゼンの場」だと思うべきでしょう。

     

    上記のような行動を

     

    「上司にほめられるために行動するなんて…なんかヘン( ゚Д゚) 」

     

    そう思う人もいるかもしれませんが、

     

    「社内の人間に対して自分の価値を認めてもらえない人間、

    社内の人間に対して効果的なプレゼンができない人間

    がどうやってお客様に価値を感じてもらえるようになるのか」

     

    と私は言いたい。

     

    上司という最も甘い相手から仕事をもらえない、認めてもらえない人間は、

    お客様の前でもダメダメですよ。

     

    華やかな一軍の試合に出場するためには、

    キャンプ・練習・二軍の試合といった裏的な舞台での活躍が最低条件なわけです。

     

    というわけで、若手社員のみなさま。

     

    今しかない「積極性」「無謀さ」という強みを活かして、

    ぜひ上司から「興味をもたれる存在」になってくださいね(゚∀゚) 

     

    2007年7月2日11:58 PM
    HISで大騒ぎ
    CATEGORY: 日々雑感

     

    本日のニュース。 

    女性に例えるならば、

    梅宮アンナさまを髣髴とさせるようなドラ娘「NOVA」の嫁ぎ先候補としてHISの名前が上がりました。

     

    まあ、比較的財務状況が好調(?)なHISならば、NOVAの負の遺産を肩代わりできるかもしれませんが、

    それでも資金力に不安は残ります…。

     

     

    …というか、全く相乗効果を感じられない提携話ですので、おそらくデマでしょう。

     

    マスコミも「海外旅行と英会話を云々…」なんて無理なこじつけしてはいけませんよね。

     

    色々と複雑な大人な事情で動いているならまだしも…。

     

     

    それにしても社長が単純に会談したくらいでこの騒ぎ(笑)

     

    もう何が何やら…(;´Д`)

     

     

     

    一説によると社長会談で財務状況についての質問などが出たらしいです。 

    (想像するに内容はこんなもんだったのではないかと)

     

    HIS側:「ところで今の財務・資金繰りはどのような状況でしょうか?」

     

    NOVA側:「そうですね…。非常に厳しいですが●●●のような状況です(だいぶ楽観的な数値を精一杯出す)」

     

    HIS側:「なるほどなるほど…。(うなづくものの「絶対にこの会社ダメだ」と腹の中で思っている返事)」

     

    みたいな感じ?

     

    2007年7月1日11:37 PM
    「シニア向け」の意味

    「シニア向けケータイ」の利用率がシニア層においても非常に低い…。

     

    こんなニュースがありました(笑)

    (とはいっても、40歳以上のアンケートの結果というのが微妙ですけどね)

     

    超高齢化社会になっていく日本において、

    この失敗例は「今後のシニア向けマーケティング」を考える上で非常に貴重なサンプルになりました。

     

    お年寄りのためのお年寄りにピッタリの省機能携帯電話。

     

    着眼点は悪くないのでしょうが、そもそも機能を全く使えないようなシニアは、

    そもそも携帯電話を持たない…という事実があったのでしょうね。

    これだからマーケティングは難しい…。

     

    まさに尊き犠牲です(ノω・、)

     

    スクール業界においても「団塊の世代をターゲットにした」みたいなフレーズを使う方が増えてきました。

    今後は団塊の世代が年を取るとともに、「シニア向け」の講座開発も進んでいきそうです。

     

    しかし、上記の例からわかるように、

    安易に「団塊の世代向け」「シニア向け」として若者が企画したモノでは、

    壮絶にスベッてしまう危険が高いことも忘れてはいけません。

     

    どうやら「シニア向け」=「かっこ悪い」「自分はシニアと思われたくない」みたいな心理もあるようですしね…。

     

    ビジネスとしては「アクティブシニア」と呼ばれる層をメインのターゲットとして設定した方が成功率が高いのかもしれません。

     

    要するに

    「若者にとっては驚くほど元気なシニア層=通常の現役世代とあんまり変わらない層」

    ってことですから、ことさら大げさに「シニア向け」なんて打ち出すから失敗するのではないかと…。

     

    まあ、これからじっくりと検証が必要でしょうね。

     

    2007年6月30日10:33 PM
    失客率20%の意味すること

    数字というのは残酷なほどに現実を認識させてくれます。 

     

    スクール運営側にとっての 

    「目の前の大多数(80%)のお客様は継続してくれている」

        ↓

    「お客様はまあまあ定着率している」

     

    という曖昧な表現&現状認識に対して、 

    数字は実態を映し出してくれる上に、ビジネスモデルの欠陥も教えてくれる。 

     

    というのも、目の前の大多数が継続してくれていると思っていたとしても、 

    1ヶ月ごとに2割のお客様が脱退するスクールの場合…。 

    失客率は20%ということになり、初月入会者100名は1ヵ月後には80名になります。 

    その失客率20%の状況を半年間繰り返してみると… 

    0.8×0.8=0.64 

    0.64×0.8=0.512 

    0.512×0.8=0.4096 

    0.4096×0.8=0.32768 

    0.32768×0.8=0.262144 

    半年後にはなんと26名しか残らない…。 

    つまりは100名の在校生がいて 

    「ヤッターヽ( `∀´)ノ」 

    なんて油断していても、半年後には4分の1になってしまうことになります。 

    失客という現象を正面から数字に照らし合わせてみると、 

    現在も社内で続いているリアルな出血が浮き彫りになります。 

    この失客率20%の分を新規集客でカバーできればいいのですが、

    残念ながらスクール業界では新規集客の広告効果は逓減していきやすい。

    また、時流によって当たる販促媒体や集客手法が激変してしまう。

     

    そう考えると、まずスクールの守りをかためるためには、

    「大多数は継続している(8割のお客様は継続している)」

    なんていう曖昧な認識は捨てて、

    リアルに失客率を月次で見続け、それを減らすための対策を考える必要があります。

     

    スクールの売上をアップさせるとなると、

    たいていの場合は「どうやって新規集客をするのか」という議論になりがちですが、 

    新規集客にこだわる前にやるべきことは実はたくさんあるんですよね。