自己紹介
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    『船井総研内の保育教育業分野のコンサルティングチーム「保育教育支援部」の上席コンサルタント。
    高等教育機関、学習塾、英会話教室、幼稚園、こども園、保育園、資格学校など、幼児から社会人までの様々な教育機関のコンサルティングを担当している。
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  • 2007年10月20日10:28 PM
    続・クライマックスシリーズ
    CATEGORY: 日々雑感

    まさかまさかの中日ドラゴンズ5連勝…。

     

    とある事情により微妙な気持ちになっているのは事実ですが、

    うれしいことはうれしいですヽ(゚∀゚)ノ (笑)

     

    それにしてもハッキリわかったのが、このクライマックスシリーズというシステム、

     

    かなり問題があります(;´Д`)

     

    そもそもペナントとの期間が空いてしまいやすい。

    さらに勝ち上がってきたチームが短期決戦モードになっているため圧倒的に有利。

     

    巨人なんかはシーズン中の試合運びが全くできていなくて気の毒でした。

     

    セリーグ最少エラー数のチームがわずか3試合でミスの連発!

    先発3本柱が大量失点!

    重量打線がほとんど機能せず!

     

    こちらとしてはうれしかったのですが、もしこれが中日ドラゴンズの立場だったと思うと…。

     

    何はともあれ中日ファンとしてはタナボタの幸運を喜ぶといたします。

     

    次はいよいよ日本シリーズ!

     

    2007年10月19日10:11 PM
    長所伸展の発想が大切
    CATEGORY: 日々雑感

    ビジネスの世界に限ったことではないと思いますが、

     

    人間関係を円滑にしていくためには

     

    「長所伸展」

     

    の発想がとても大切です。

     

    長所伸展とは読んで字のごとく、

     

    「人の長所を伸ばして、さらに展開すること」です。

     

    (逆の発想に「短所是正」というのがあります。)

     

    特に仕事上の部下との関係なんかにおいては、

     

    「思い通りに動いてくれないのが部下」

     

    「順調に成長してくれないのが部下」

     

    ってくらいにわりきっていなければ精神衛生上よくありません(笑)

     

    そもそも完全無欠な人間はいません。

     

    (品行方正で完璧な人間がいたとしたら、それこそ周囲の人間にとって息苦しくてかなわないため、

     

    そのことそのものが欠点になるでしょうし)

     

    人間の集まりなのですから、人の短所を気にし始めたらキリがありません。

     

    どんな人にも短所があるのですからそれをイチイチ気にしていたら、イライラするだけです。

     

    これはあまり生産的な考え方とはいえないわけです。 

    2007年10月18日9:46 PM
    放漫スクール経営の末路
    CATEGORY: 日々雑感

    半年前からわかっていたことですが、

     

    いよいよNOVAがすごいことになってきました。

     

    講師の給与支払の延期…。これって最期のカードです。

    さらに現場の判断で自主休校する拠点があるそうです。

     

    http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/nova/

     

    安易な拡大戦略をくりひろげた挙句、

    落ち着きどころさえも見つけられない経営をした挙句がこれです。

     

    数年前までは飛ぶ鳥を落とす勢いで高評価を受けていたNOVA。

    それがほんの数年でこの惨状。

    祇園精舎の鐘の音が聞こえます。

     

    この事例を見るたびに

    「自分の関係先のスクールがこうならないように!」

    と身が引き締まります。

     

     

    『最新のスクール経営セミナーのご案内』

     

    スクールビジネス3億円企業のつくり方セミナー

     

    http://www.funaisoken.co.jp/site/seminar/semina_1191549329_0.html

     

    安易な拡大ではスクール経営は成り立たない…。

    スクール経営を安定させながら売上を拡大するための手法を公開!

     

    2007年10月17日8:50 PM
    スクール経営成功のコツ
    CATEGORY: 日々雑感

    よく学習塾や専門学校さんがカルチャースクール事業に参入されるケースがあります。

     

    同じ教育業だから、

    自社のノウハウや人材を転用できるから、

    など様々な理由があって参入されるわけです。

     

    また、当然のことながら全くの異業種からも新規参入されるケースがあります。

     

    しかし、ほとんどの場合、

     

    全く成功していませんΣ(´ロ`;)

     

    成功しないならまだしも、

    本業の方のイメージダウンになってしまっているような、

    マイナス事業になっているケースもあるようです。

     

    私の経験上、カルチャースクールビジネスというは非常に地味な努力が求められる業種。

    (なにせ私のセミナーの終盤には「凡事徹底」が何度も最重要項目として出てくるくらいですから)

     

    そのため、ある程度勢いや拡大戦略、広告ばらまきで成り立っていたような業界の方が参入されても、

    ブームの時はなんとかなっても、ほとんどの場合後々不採算に転落してしまうように思います。

     

    大雑把なビジネスモデルを回すことになれてしまっている企業文化では、

    カルチャースクールビジネスのような繊細なモデルは回せないのでしょう。

    (特に「人」に関わる面が非常に繊細)

     

    成功率が高い新規参入企業さまとしては、

    バリバリのサービス業、美容室やエステなどを本業とされている場合、相性がよいように思います。

     

    スクールビジネスのビジネスモデルは、ある意味楽器みたいなものです。

     

    どんなに良い楽器であっても、演奏する側が下手であればロクな音はでません。

    逆に名手の手に渡れば素晴らしい音楽が生まれるのです。

     

    安易に「儲かる、成功するスクールビジネスモデル」を探すならば、

    むしろ目の前のスクールビジネスをキッチリと成功させる。これが大切なのです。

     

    2007年10月16日11:46 PM
    スクール経営と傲慢さ
    CATEGORY: 日々雑感

    スクール企業の経営をしていく中で最も注意しなければいけないのが、

     

    「経営者・経営幹部が独善的になってしまうこと」

     

    だと思います。

     

    早いうちにスクール全体の企業化を目指し、

    現場から離れて企業人としての管理職の活動を始めると大丈夫なのですが、

    数十年も現場講師をしながらだと非常に注意が必要になってきます。

     

    企業内において基本的にトップに逆らえる者は誰もいません。

     

    そんな環境では人はどうしても独善的・傲慢になってしまいそうですが、

    経営の世界は経営者の方に傲慢になる余裕を一切許さないような波風が多い。

    そのため経営者として早くから一本立ちしている方の場合は(苦労が多いからでしょうが)、

    ほとんどの場合、謙虚・勉強好きになられることが多い。

     

    しかし、これが経営というフィールドではなく「いちスクール」となると話が異なります。

    スクールの経営としてはまあまあ普通にまわっている。

    スクール内では自分は会員様や講師陣の中でのトップ。

    こんな環境下に数十年もつかっていれば、

    どうしても謙虚さは失われ、自分中心の考え方が醸成されてしまいます。

     

    こうなってくるとオーナー様の人間的には問題がないのですが、

    経営者として組織としていろいろな問題がでてくるようになります。

     

    超ベテランのスクールオーナー経営者に率いられる組織というのは多くの場合ルール化されてまして、

    特徴をあげてみます。

     

    1.経営者の機嫌には逆らえないというマインドが染み付いている(顔色をうかがっている感じ)

     

    2.経営者をトップとした絶対君主制のような組織構造

     

    3.部下から出てくる意見は「無難」「経営者の意に沿うようなもの」ばかり

     

    4.オーナーの人間性や愛情で組織がつながっているため評価が曖昧で、優秀な人材が定着しない

     

    5.あまり新しい発想や意見を受け入れることができない(外部の人間と会話が通じない)

     

    こんな組織で新興勢力のスクール企業には到底勝つことは困難です。

     

    こういった現象は組織内、自身の内に徐々に忍び寄ってくるものですので、

    心のどこかで注意をしておく必要があるかもしれませんね。