次回の5月7日のスクールビジネスアカデミー東京例会のテーマである「新紹介集客術」に関連して、今回は紹介集客について触れたいと思います。
これまでスクール業界で伝統的に行われてきたのは、
「全会員対象の」「入会後特典付」「入会者」紹介キャンペーンです。
つまり、特典の種類は多々ありますが、基本的にはポスターや手配りチラシなどを使って、お友達紹介の告知をし、「入会してくれる友達」を紹介してもらおうとする。さらに「入会してくれたら」特典をプレゼントするというスタイルです。
(この紹介キャンペーンはある意味「友達をお金で売ってください」という誤解を招くため、実は一部の消費者にとってはかえって「紹介しにくい」という欠点もあります)
しかし、スクール業界・サービス業が成熟化していく中で、上記のような紹介キャンペーンはドンドン効果がなくなってしまっているのが実情です。
ある意味、一般的な紹介キャンペーンは時代の流れ、消費者のニーズに適合していないといってもよいでしょう。
現在、紹介集客を上手に活用しているスクール・学習塾は、多くの新規集客数の中でも4~6割くらいが「紹介」ルートだったりします。
しかし、その「紹介」は単なる友人紹介だけでなく、弟妹紹介などが加味され、さらには紹介のタイミングも「同時入会」や「入会間もないタイミングの紹介」が一定数あり、またVIP客による紹介も存在するなど多様化しています。
つまり、現在繁盛している企業の多くは、一般的な紹介キャンペーンをただやみくもに実行するのではなく、季節、入会タイミング、属性ごとにターゲットやテーマを絞って、ターゲットをしぼった紹介促進を行っているのです。
現状、皆さんのスクールではどのような紹介集客を行っていますか?
従来のやり方のままでストップしているとしたら、それは大きな機会損失になっているかもしれません。
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