自己紹介
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    『船井総研内の保育教育業分野のコンサルティングチーム「保育教育支援部」の上席コンサルタント。
    高等教育機関、学習塾、英会話教室、幼稚園、こども園、保育園、資格学校など、幼児から社会人までの様々な教育機関のコンサルティングを担当している。
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  • 2021年5月11日11:49 AM
    若者のテレビ離れ・マーケティングのあり方
    CATEGORY: NEWS雑感

     

     

    新型コロナウイルスの第四波の感染拡大がひろがっており、一部地域で緊急事態宣言が延長されています。

     

    新型コロナウイルスの危険性については、まだまだ未知数ですが、

    最近のマスメディアの情報の切り取り方がすごいです…。

     

    ワクチン接種がメチャクチャ進んでいる諸外国の例を理想として持ち出す(ワクチン接種率が100%近いくらいの印象)ものの、実際にデータで調べてみると、感染者数が一時期よりおさまっているものの、人口当たりでみると、日本と同じ水準レベルだったりします笑

     

    また街で出歩く人達の意識の低さを大げさに嘆いている本人たちが、普通にマスクをせずにスタジオから発信している…とか。

    なんかのネタかパロディでやっているのかと思います。

     

     

    視聴率のためというのもあるのでしょうが、ここまで歪んだ情報を出し続けると、

    さすがにテレビ離れが加速しますよね…

     

     

    最近テレビ購入をされる人はお気づきかと思いますが、最近のテレビはリモコンに

    「Youtube」や「WEB動画配信サービス」系のボタンが最初からついています。

     

    またティーバーのようなテレビ番組の見逃し配信のサービスも充実していますので、

    おそらく最近の若者たちは、テレビを見る必要性がほぼなくなり始めています。

     

    ウチの息子と娘も、自由時間に「テレビ番組を見るのと、Youtube見るのどっちがいい?」と聞いたら、

    即「Youtube!」と言います。

     

    自分の見たいコンテンツが、自由にドンドン見続けられるので、当然といえば当然ですよね。

     

     

    この時代の中で、SNS広告などのWEB系の広告を使わないのは明らかに時代遅れといえます。

     

     

    我々40代以上の経営に関わる人間は、

    「若者たちのWEB・SNSへのシフト」をどの程度、リアルに感じ取るのかが重要だと思います。

     

     

     

     

    2021年5月2日11:43 AM
    大手学習塾・大手教育業の最近の特徴

     

    昔から教育業界(学習塾業界・スクール業界)においては、一定数

     

    大手学習塾・大手スクール=営業よりで教務品質が弱い。個々人対応が弱く、面倒見も悪い

     

    小規模・個人教室 =営業は苦手だが、教務力は高く、個別対応力も高いため面倒見が良い

     

    というイメージが業界内においては普及していました。

     

     

    一般消費者は上記のような実態を知らない、

    だから大手企業の実績や広告などに騙されている!

     

    というのが、小規模事業者の口からよく出るコメントです笑

    一部やっかみも入っているのですが…

     

     

     

    確かに英会話スクール業界のように、全国規模で展開し、さらにはFC展開を主にしたりしている企業においては、

    上記のセオリーはいまだに当てはまると思います。

     

    広告だけは上手、WEB広告をバンバン出す、動画などでも広告をじゃんじゃんやる、

    ネガティブなクチコミやWEB情報は片っ端からサクラコメントで削除する…みたいなことをやりながら、

    現場の対応力は…みたいな塾やスクールは存在しますので。

     

     

    一方で、最近の傾向ですが、学習塾においても、英会話教室においても、

     

    直営教室運営を中心に行い

     

    県単位で手広く展開している

     

    企業においては、上記のような「営業だけで教務力や品質は低い」ということは全く当てはまらず、

    むしろ

    「ITを駆使したり、個々のスタッフの教育や品質管理を徹底している分、

    小規模教室よりも圧倒的に教務意識や個別対応力が高い」

    というケースが増えているように思います。

     

     

    結局のところ、地域密着での教育業においては、受講者の「クチコミ」が中長期では大きく影響するため、

    飛び道具のような「マーケティングより」の運営体質では、10年は維持できても、

    そこからジリジリと負け組になっていくのですよね。

     

    だからこそ、中長期で事業を拡大している大手教育事業者のほとんどは、

     

    非凡な教務力

    個別対応も徹底

     

    を実現しており、安心して任すことができるクオリティになっていることが少なくありません。

    特に「学習塾」のように、成績や合格実績など、数値として見える業界はそれが顕著です。

     

     

    …まあ、もちろん上記の条件が当てはまる、大手学習塾や大手英会話教室の中にも「例外」は存在しますが…

     

     

     

     

     

    2021年4月28日12:55 PM
    リモート教育におけるハイブリット授業の限界

     

    新型コロナウイルスの感染拡大第四波、

    さらに変異株の感染力の問題をみていると、あと最低でも1年はコロナ対策が必要だと感じています。

     

    具体的には学習塾、英会話などでのオンライン・リモート授業ですね。

     

     

    船井総研という会社も、「経営研究会」という形で、ある意味経営者様向けの学習塾・スクール業をしていますので、

    オンライン・リモート対応は当然昨年から取り入れていますし、

    2021年3~4月は「リモート・リアルのハイブリット」の講座スタイルにチャレンジしています。

     

     

    以下、それらの運営を通して実感した感覚を共有したいと思います。おそらく学習塾においても同様かと思います。

     

    ◆既存顧客(現在の生徒)のニーズや意向を聞いてしまうと、「過去のリアル」に引っ張られるため、改革が難しく新規ニーズ獲得のチャンスを逃す可能性がある

     

    ◆既存顧客のニーズは各々の価値観がバラバラすぎて、企業が全対応するのは無理筋

     

    ◆既存顧客の声も、基本的に「気まぐれ」。 「リアル授業が絶対にいい!」と叫んでいた家庭が、普通に「リアル開催」をしてもリモート受講を続けていたりする

     

    ◆基本的に「オンライン・リアル」のハイブリット開催は難しい

     =ほとんどの場合、リアルに重きを置くことになり、同時の「オンライン・リモートのクオリティ」が下がる

     

    ◆ハイブリット開催はオペレーション難易度が高く、スタッフの人員やコストが倍増する

     

    ◆「リアル」の価値はやはりある。ただ、従来のやり方のみにこだわったり、「リアルORオンライン」のORの発想にこだわる必要はない

     

     

    …というところかと思います。

     

    おそらく既存の顧客向けに「リアルをいかにオンライン化するか」を追求するよりも、

    シンプルに「オンラインでどうやって価値を出すのか」にシンプルに振り切った方が、

    トータルではプラスになりそうな印象です。

     

     

    ハイブリット難しい問題。

    これ、おそらく今後公教育でも話題になるでしょうね。

     

    休みの生徒のために、リアルタイム動画を見せるよりも、その授業内容の映像授業を専用でとりおきするのがよほど楽だと思います。

     

     

     

    2021年4月21日11:31 AM
    大学入学共通テスト「情報」対策コース・「情報」予備校の市場性

     

     

    少子化、競争過多でレッドオーシャンばかりの教育市場において、

     

    近年の学童保育

     

    に続いて、今後数年で飛躍的に成長が期待できるのが、

     

    大学入学共通テストの「情報」対策のコース・塾・予備校

     

    ですよね…

     

     

    情報塾? 

     

    情報予備校?

     

    名称はまだ確定していませんが、「情報」が一般用語過ぎて、固有名詞が確定されるには時間がかかりそうです。

    当面は「大学入学共通テスト情報」みたいな複合で差別化することになりそう。

     

     

    この「情報塾(仮称)」の市場のプレイヤーは、

     

    ・従来の予備校・大学受験市場をにぎっていた学習塾企業

     

    ・従来情報系の資格試験を担当していた資格学校

     

    ・従来社会人向けのプログラミングスクールを行っていたスクール

     

    ・今後新たに狙いをつけるIT業界各社

     

     

    などになってくるかと思います。

     

     

    それぞれに参入についての優位性や弱点が存在しており、

     

    「超高品質なんだがマーケティング的に微妙」とか、

     

    「受験対策に特化し過ぎて、実学的価値が低く、この分野の教育の本質とズレる」とか、

     

    色々と玉石混交になりそうな予感がします。

     

     

    中でも、絶対に出てくるのが商売っ気豊かな学習塾大手やFCチェーンがかなり微妙なコンテンツを

    それっぽくアレンジして、FCや教材として大々的に売り出すという流れでしょう…

     

    個人的にはこの「情報系」の教育については、国として本格的に動くべき領域なので、

    そういった商売っ気だけで本質を見ない動きは勘弁してほしいのですが…

     

     

    業界が健全な成長をしてくれることを切に願います。

     

     

     

     

    2021年4月17日4:59 PM
    学童保育の教育的な意義と価値について
    CATEGORY: 日々雑感

     

    元船井総研の保育教育支援部の部長であり、

    現在、起業して保育業界向けのサービスを立ち上げている方が、自身の子育て状況をWEB上で書いてくれているのですが、

    お子さんの小学校進学後、民間学童を活用されているとのこと。しかも結構満足されているとのこと。

    なんとなくうれしい(笑)

     

    なお、ウチの息子は通わせる民間学童が地元にありません…地方はまあこんなもんです。

     

     

     

    さて、前回、「保護者の価値観・常識」が子どもの学力に影響を与えるという論を展開しましたが、

    一方で子ども達は「周囲の環境に合わせる」のも、ひとつの真実であり、

    徐々に「保護者」だけでなく、周囲の同級生や上級生の影響も強く受けるようになっていきます。

     

    …そう考えると、

    「学童保育(放課後児童クラブ)」問題というのは、

    単に各「学童保育」のコンテンツクオリティの問題以上に、

     

    「周囲にどんな子が通っているのか?」

    「周囲からどんな常識をインプットするのか?」

     

    が実は最も後々の子ども達の学力に影響を与えるのではないかと思ったりします。

     

     

    学童保育で「宿題」をきっちり終わらせ、その後は遊んでていいよ~

    家に帰ったらもう宿題終わっているから遊んでいていいよ~

     

    という価値観。

     

    学童保育で「宿題」を終わらせた後、別の学習カリキュラムが渡される、

    家に帰っても別の学習をすることもある

     

    という価値観。

     

    どっちが良い悪いとか、どっちが子どもらしいとか色々な議論はありますが、

    シンプルに「学力」や「その後の勉強時間」で考えると、

    後者の価値観を周囲からインプットしつづける子どもの方が有利になるのでしょう。

     

     

    民間学童の価値の最も重要なのは、「子どもの価値観形成」かもしれません。

     

    …ただ、そこを売りにしても利用者増員にはつながりませんが。

     

    これがマーケティングの難しい所です。