自己紹介
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    『船井総研内の保育教育業分野のコンサルティングチーム「保育教育支援部」の上席コンサルタント。
    高等教育機関、学習塾、英会話教室、幼稚園、こども園、保育園、資格学校など、幼児から社会人までの様々な教育機関のコンサルティングを担当している。
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  • 2017年4月16日5:48 PM
    スクール・教室業における顧客データ管理
    CATEGORY: 日々雑感

    スクール・教育業は顧客データベースの活用をしている企業は未だ少数です。

    名簿管理などを行い、DM発送などに活用する段階はほとんどの企業において実施していますが、

    顧客データを活用して

    「商圏人口と業種別の人口参加率を使用し最大市場規模とシェアを算出する」
    「生徒数の多いエリアや学校を算出し、販促効果アップや紹介促進を目指す」
    「兄弟弟妹情報を把握し、弟妹紹介に活かす」

     

    など、より詳細な戦略・戦術に役立てている企業様は少ないのが現実です。

     

    データーベース管理の有効利用の一例をあげてみましょう。

     

    こども向けスクールの場合、言うまでもなく「幼稚園」や「小学校」の園児数・児童数が非常に重要な意味を持っています。

     

    特にスクールからの距離が近い小学校や幼稚園はもっとも重要なターゲットだといえます。

     

    比較的規模の大きい小学校の場合、1学年の児童数が90名程度(3クラス)います。

     

    この1学年(各クラス)で自スクールに通学する生徒が合計6名=1クラス2名ずつ程度いたとすると、シェアは6.7%となります。
    また、もし1名しかいない場合は1.1%となります。

    シェアが6.7%と1.1%のケースを比較した場合、どちらが紹介販促の効果があるでしょうか?当然のことながら「シェア6.7%」の場合です。

     

    理論上ですが、1クラス2名の通学者がいれば、クラスの中でも話題にしやすいですし、友達を誘いやすいからです。

    また、紹介以外の門前配布などをする場合においても、友人が通っているスクールだとわかれば、こどもの反応が良くなることもわかるかと思います。

     

    このように在籍生の小学校情報・幼稚園情報を把握しておくことで、どこに積極的に販促をしていくべきなのか、

    紹介はどこから伸びやすいのかなどがわかり、効果的な販促が可能になるのです。

     

    あくまでこれは一例ですが、これからのスクール経営ではデータ活用が大切ですので、意識していただければと思います。

     

     

    2016年12月14日9:25 AM
    こども向けの習い事の『競争』の本質

     

    幼児~小学生を対象としたこども向けの習い事の「競争」の概念は、

    現在では「同ジャンル間の競争」ではなく「異なるジャンル・業態間の競争」になっています。

     

    つまり「スイミング教室」の生徒奪い合いのライバルは、これまでは「スイミング教室」でしたが、

    現在では競争相手は、体育系の「体操教室」や「ダンス教室」。さらにはその他の知育系の習い事が競争相手であるということです。

     

     

    この競争の背景にあるのは各家庭・こどもの「習い事費用」「曜日時間」が有限であるという前提です。

     

    こども向けの習い事費用は小学校低額年までであれば、意識の高い層で2~3万円。

    一般的には1~2万円程度です(もちろん5万円程度使う層も存在しますが)。

    そのため他の習い事に通うことで費用負担が大きくなれば、当然新しい習い事に消極的になってしまいます。

    また、幼稚園児や小学生の場合、平日は幼稚園や小学校に14~15時まで通うため、それ以後の15:30~18:00の時間帯は文字通り、

    習い事同士のスケジュールの奪い合いです。(本来は1日で複数の習い事をすることも可能ですが、移動時間を考えると難しいケースが多い)

     

    こうした環境の中では、自社の競争戦略は「他の同ジャンルの教室にどれだけ優位を取れるか」などではなく、

    「他のジャンルの習い事と比較して、自分のジャンルの習い事の優先順位をどれだけ高くできるか」が重要になるのです。

    つまり、習い事自体の有益性・有効性です。

     

    元々、優先順位が高く・必需品的になっている英会話教室などの場合は、ジャンル自体の魅力訴求はそれほど必要ありませんが、

    その他の習い事においては、「ジャンル」の魅力訴求が今後は重要になりそうです。

     

    また、競争を優位に進めるための「低年齢層からの通学」も重要ですね。

     

     

     

    2016年10月25日8:27 AM
    英語教育の成長と弊害

     

    大学入試改革・英語教育改革が進展していく中で、当然のことながら、これから「英会話・英語教育」の市場はさらに成長をしていくことでしょう。

    既に関東圏では、数年前にはあまりみられなかったようなスクール業態が生まれつつあります。

     

    しかし、現在の民間の英会話・英語教育の一部には、「こどもの将来を考えた時、本当にその教育でよいのだろうか?」と、少し心配になってしまうものも少なくありません…。

     

    こども達は「英会話・英語」だけを使って生きていくわけではありません。

     

    これからの人生で様々な言語や学問を活用する必要があるのです。その事実から目を背けて、「英会話さえできれば…」という過度の思い込みによって、極端な教育を行うことは、メリットも多いかと思いますが、デメリットも当然あるのです。

     

    基本的に「教育」というものは素晴らしいものですが、過度に行き過ぎた形になってしまえば、一部弊害が生まれる可能性があるということも知っておくべきかもしれません。

     

    私達、教育事業者の倫理感として、「目の前のこどもの成果」「市場のニーズの有無」だけで、全てを判断することは慎まなければいけないと(自戒も含めて)思います。

     

     

     

    2016年7月14日7:39 AM
    スクール・学童保育の新規開業
    CATEGORY: 日々雑感

     

     

    先日、子ども向け教育ビジネス新規参入セミナーが大阪にて開催されました。

     

    社会貢献や地域貢献のために教育業をお考えになられている方々が多数ご参加いただきました。

    こうした意欲的な事業家の皆さんが、教育業界に入ってきていただくことで、業界にも新しい風が吹くことが期待されます。

     

     

    それにしても、今回のゲスト講師を担当していただいた、夢見る株式の重見社長様は、

    おそらく、個人経営でスクール・学童保育を立ち上げた方の中で、日本中でもトップクラスに入る事業の成長スピードです。

     

    教育事業を始める際の、心得やどのような事業を始めるべきなのかを熱くご講演いただきました。

     

    東京会場でも講師をしていただけますので、教育事業を始める企業様は必見です!



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    ◆子ども向け教育業ビジネス新規参入セミナー◆

     

    異業種から教育業界への新規参入セミナー

    教育業界の時流・時流に適した商材・失敗しない立上げ手法などを大公開!

    スクール・学習塾など教育業界の方も 今後取り組むべきことが明確になる1日です!

     

    東京会場:7月24日(日) 東京船井総研本社(東京駅徒歩1分)

     

    ↓詳しいご案内はコチラ!

    http://www.funaisoken.co.jp/seminar/006674.html

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    img_seminar_00667_01

     

     

     

     

    2016年6月9日7:47 AM
    子ども向け教育業ビジネス新規参入セミナー

     

    新しいセミナーのご案内です。

     


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