2007年10月29日8:52 AM
CATEGORY: 日々雑感
NOVAの唯一無二の価値だと考えられているであろう「お茶の間留学システム」。
テレビ電話による通信授業ですね。
このシステムに魅かれた企業がNOVAのスポンサーになるかも…、
なんてストーリーが考えられますが、
ハッキリいってこれあまり価値ないです。
スクール業界、特に学習塾業界では先行して事例が進んでいるのですが、
教育業界においてこのような「リアルタイム通信」による顔あわせてのシステムは、
「あまり効果が期待できない」ようです。
DVDなどの教材に関しては成功事例も多数あるのですが、テレビ電話タイプとなると…。
マンツーマンでやるからには、「いつでも受講可」といった通信教育の利便性が運営側の都合で難しい。
さらに講師コストが運用時それなりに必要。
とどめとしてはマンツーマンレッスンのように密度の濃いコミュニケーションを必要とする授業の場合、
どうしても画面を通しての通信では違和感があるようで、継続率が低くなってしまうんですよね…。
そんなわけで、運用コストがかかる、消費者の利便性は微妙、クオリティは低い、継続率は低いといった具合に、あまりいいことがないのが実態です。
これだけ通信手段が発達したのに、テレビ電話が普及しないことにも関連はありそうですが。
今後はどうなるかはわかりませんが、少なくとも今は時期尚早でしょうね~
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