2021年6月19日5:36 PM
CATEGORY: 学習塾・スクール業界の時流
大学入試改革だけでなく、新学習指導要領も、
学習塾業界、英会話教室業界に大きな変化を与えることは間違いないのですが、
その変化の一端が徐々に見えてきています。
端的に言うと
英語、難しくなった問題。
別名、従来の英会話教室や学習塾の授業のままだと対応できなくない?問題です。
背景としては、2020年からの小学生英語の必修化。
2021年からの中学の新学習指導要領への移行があります。
これまで英会話教室の多くは
「我が道を行く!」「日本の学校教育の英語はダメだ!」という思想の方が多いので、
そもそも学校の英語のテスト対策をしていないことも多いですし、新学習指導要領を読んでないことも多いでしょう…。
また、学習塾業界は、当然定期テストの変化を敏感に感じ取っていますが、
教える側の講師が「そもそも昔の内容で学んだ世代」なので、
英作文やリスニング比重が大きくなると、そもそも対応できないケースが増えてきています…。
こうなってくると、学習塾においては
「そもそも英語の点数を上げられるか?」
が問題になりますし、
英会話教室においても、学校教育の現場が4技能に近くなっている中で、独自性だけを打ち出していても
「???」な存在になる可能性大です。
生徒募集のマーケティング的に強みになるのは、少し先になりそうですが、
「生徒が結果を出せるかどうか」
という点からジリジリと大きな影響が生まれてきそうです。
ここは学習塾業界にとっても、英会話教室業界にとっても、大きな変化のチャンスなのかもしれません。
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