自己紹介
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    『船井総研内の保育教育業分野のコンサルティングチーム「保育教育支援部」の上席コンサルタント。
    高等教育機関、学習塾、英会話教室、幼稚園、こども園、保育園、資格学校など、幼児から社会人までの様々な教育機関のコンサルティングを担当している。
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  • 2021年7月27日6:06 PM
    学習塾を「企業」として成長させるために必要な発想

     

     

    個人的な考え方ですが、学習塾の「運営」「経営」は大きく2つに分かれてくると思っています。

     

    1つは「1つの良い塾をつくる」という考え方

     

    もう1つは「企業として、組織としての学習塾企業をつくる」という考え方

     

    この2種類になります。

     

     

    学習塾の業界特性上、それなりに頭がよく、弁が立つ人も多いので、

    前者の「良い塾をつくる」という発想においては、

    間違いなく「学習塾を自身で運営・経営されている」方のアドバイスを参考にしたり、

    そういったコンサルタントの方を活用されるのが良いかと思います。

     

    個人的に面識がある方でいえば、リアルパートナーズの安多先生などは、

    こういった領域については素晴らしい見識や実力をお持ちだと思います。

    私が仮に独立して個人塾を立ち上げて悩んだのなら、おそらく安多先生を頼るでしょう笑

     

     

     

    一方で5教室以上の拠点展開を考えて、「企業としての成長・拡大」を目指していく場合、

    中堅・大手学習塾の経営を考えていこうとすると、意外にこの領域のノウハウや経営論をお持ちの人が少ないのも事実です。

     

     

    この領域になると、1教室の良い塾の作り方ではなく、

    むしろ「企業としての組織の作り方」「管理の仕方」「力量が不足している人材の活かし方」など、

    組織としての課題や問題点をどう解決するかが重要になってきます。

     

    このあたり、個の教室長・校長として優秀で意欲的な人であればあるほど、

    組織の矛盾点や問題点の解決が難しくなるのも事実です。(トップダウン・パワハラ型になりやすく組織が崩壊する)

     

    また、理論上の「理想の会社の作り方・組織のあり方」を熱く語れる人は、

    やはり業界的に多いのですが、それが経営的にNGだったり、絵にかいた餅だったりすることも少なくありません。

     

     

    中堅・大手学習塾経営に関わる、組織論・経営領域。

    このあたりは船井総研が得意とする領域ではあるのですが、あまり積極的に情報発信をしていないのも事実…

     

    中堅・大手学習塾においても変革が求められる現在だからこそ、このあたりの発信をしていく必要がありそうです。