2021年6月22日3:02 PM
CATEGORY: 学習塾・スクール業界の時流
少子化によって市場規模の縮小が進む教育業界において、
数少ない成長市場でシェアを確保できるかどうかは非常に重要です。
学習指導要領の改訂や、今後の時代の変化の中で、明らかに成長性が高く、可能性が無限大に見えるのが
プログラミング教育・情報教育
の分野です。
現状は、まだ消費者が追い付いてきていませんので、市場は成長しつつも、ブレイクに至っていない印象ですが、
ここ数年で一気に火がつく可能性が高いと見ています。
一方で、このプログラミング・情報関連の市場は、
各業界から参入が続いた結果、
玉石混交
になっています。端的に言えば、金儲け主義の参入業者が多く、品質的には理想とほど遠いものが跳梁跋扈している感じです。
学習塾業界や幼稚園・保育園においても、
とりあえずプログラミングという名称がいるから入れてみた
みたいな安易な参入が増えていますし、しばらくはこのような状況が続くと思われます。
そもそもこうした「新しい」教育は、品質の良し悪しが消費者も判別できないため、
商業主義の劣悪なサービスが横行しやすいのです。
昔の英会話教室業界がそうだったように、徐々に淘汰はされていきますが、
5年~10年くらいで徐々に健全化する感覚でしょうか。
プログラミング、情報って、本来はもっと魅力的で可能性がすごく広がるものなのですが、
現状は…という感じです。
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