2021年4月21日11:31 AM
CATEGORY: 学習塾・スクール業界の時流
少子化、競争過多でレッドオーシャンばかりの教育市場において、
近年の学童保育
に続いて、今後数年で飛躍的に成長が期待できるのが、
大学入学共通テストの「情報」対策のコース・塾・予備校
ですよね…
情報塾?
情報予備校?
名称はまだ確定していませんが、「情報」が一般用語過ぎて、固有名詞が確定されるには時間がかかりそうです。
当面は「大学入学共通テスト情報」みたいな複合で差別化することになりそう。
この「情報塾(仮称)」の市場のプレイヤーは、
・従来の予備校・大学受験市場をにぎっていた学習塾企業
・従来情報系の資格試験を担当していた資格学校
・従来社会人向けのプログラミングスクールを行っていたスクール
・今後新たに狙いをつけるIT業界各社
などになってくるかと思います。
それぞれに参入についての優位性や弱点が存在しており、
「超高品質なんだがマーケティング的に微妙」とか、
「受験対策に特化し過ぎて、実学的価値が低く、この分野の教育の本質とズレる」とか、
色々と玉石混交になりそうな予感がします。
中でも、絶対に出てくるのが商売っ気豊かな学習塾大手やFCチェーンがかなり微妙なコンテンツを
それっぽくアレンジして、FCや教材として大々的に売り出すという流れでしょう…
個人的にはこの「情報系」の教育については、国として本格的に動くべき領域なので、
そういった商売っ気だけで本質を見ない動きは勘弁してほしいのですが…
業界が健全な成長をしてくれることを切に願います。
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